ヴェネツィア映画祭コンペ部門でデヴィッド・フィンチャーやマイケル・マンの新作上映

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第80回ヴェネツィア国際映画祭のラインナップが発表された。

デヴィッド・フィンチャー(写真提供:Marechal Aurore / ABACA / Newscom / ゼータ イメージ)

デヴィッド・フィンチャー(写真提供:Marechal Aurore / ABACA / Newscom / ゼータ イメージ)

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「Priscilla(原題)」ポスタービジュアル (c) A24.  All rights reserved.

「Priscilla(原題)」ポスタービジュアル (c) A24. All rights reserved.[拡大]

「哀れなるものたち」場面写真 (c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

「哀れなるものたち」場面写真 (c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.[拡大]

コンペティション部門では、リュック・ベッソンの新作「Dogman(原題)」や、ブラッドリー・クーパーが監督・主演したレナード・バーンスタインの伝記映画「Maestro(原題)」、エルヴィス・プレスリーの妻プリシラ・プレスリーの著書をソフィア・コッポラが映画化した「Priscilla(原題)」、「セブン」でもタッグを組んだデヴィッド・フィンチャーアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが贈るNetflix映画「ザ・キラー」、濱口竜介石橋英子が共同企画した「悪は存在しない」、ヨルゴス・ランティモスの「哀れなるものたち」、マイケル・マンが監督を務めた「Ferrari(原題)」などが上映される。

「ほかげ」場面写真 (c)2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

「ほかげ」場面写真 (c)2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER[拡大]

オリゾンティ部門では、塚本晋也が監督を務め趣里森山未來らが出演した「ほかげ」のほか、「SKIN/スキン」のガイ・ナッティヴと「聖地には蜘蛛が巣を張る」のザーラ・アミール(・エブラヒミ)が監督した「Tatami(原題)」などがラインナップに並んだ。

「父ありき」場面写真

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そして過去1年間に復元されたクラシック作品から特に優れた作品が選出されるヴェニスクラシックスには、小津安二郎の「父ありき 4Kデジタル修復版」、相米慎二の「お引越し」、ウィリアム・フリードキンの「エクソシスト」などが選ばれている。

第80回ヴェネツィア国際映画祭はイタリア現地時間の8月30日から9月9日に開催。コンペティション部門ではデイミアン・チャゼルが審査員長を務め、ジェーン・カンピオンミア・ハンセン=ラヴローラ・ポイトラスマーティン・マクドナー、サレ・バクリ、ガブリエーレ・マイネッティサンティアゴ・ミトレスー・チーが審査員を務める。

※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記

第80回ヴェネツィア国際映画祭 主要部門ラインナップ

コンペティション

「The Promised Land(英題)」ニコライ・アーセル
「Dogman(原題)」リュック・ベッソン
「The Beast(英題)」ベルトラン・ボネロ
「Out of Season(英題)」ステファヌ・ブリゼ
「Enea(原題)」ピエトロ・カステリット
「Maestro(原題)」ブラッドリー・クーパー
「Priscilla(原題)」ソフィア・コッポラ
「Finally Dawn(英題)」サヴェリオ・コスタンツォ
「Comandante(原題)」エドアルド・デ・アンジェリス
「Lubo(原題)」ジョルジョ・ディリッティ
「Origin(原題)」エヴァ・デュヴァネイ
「ザ・キラー」デヴィッド・フィンチャー
「Memory(原題)」ミシェル・フランコ
「Io capitano(原題)」マッテオ・ガローネ
「悪は存在しない」濱口竜介
「The Green Border(英題)」アグニェシュカ・ホランド
「The Theory of Everything(英題)」ティム・クローガー
「哀れなるものたち」ヨルゴス・ランティモス
「El conde(原題)」パブロ・ラライン
「Ferrari(原題)」マイケル・マン
「Adagio(原題)」ステファノ・ソッリマ
「Woman Of(英題)」マウゴジャタ・シュモフスカ、ミハウ・エングレルト
「Holly(原題)」フィーン・トローチ

オリゾンティ

「Upon Open Sky(英題)」マリアナ・アリアガ、サンティアゴ・アリアガ
「El Paraiso(原題)」エンリコ・マリア・アルテール
「Behind the Mountains(英題)」モハメッド・ベン・アチア
「The Red Suitcase(原題)」フィデル・デブコタ
「Paradise is Burning(英題)」ミカ・グスタフソン
「The Featherweight(原題)」ロバート・コロドニー
「Nowhere(英題)」シモーネ・マッシ
「Tatami(原題)」ガイ・ナッティヴ、ザーラ・アミール
「Heartless(英題)」ナラ・ノルマンド、Tião
「An Endless Sunday(英題)」アラン・パローニ
「City of Wind(英題)」ルカグヴァドゥラム・プレヴ=オチル
「Explanation for Everything(英題)」ガーボル・ライス
「Gasoline Rainbow(原題)」ビル・ロス、ターナー・ロス
「For Night Will Come(英題)」セリーヌ・ルゼ
「Housekeeping for Beginners(英題)」ゴラン・ストレフスキ
「ほかげ」塚本晋也
「Dormitory(英題)」ネヒル・ツナ

ヴェニスクラシックス

「Life of a Shock Force Worker(英題)」バウルディン・チェンギッチ
ワン・フロム・ザ・ハートフランシス・フォード・コッポラ
カニバル(1976年)ルッジェロ・デオダート
「農園の寵児」アラン・ドワン
「エクソシスト」ウィリアム・フリードキン
「銃殺」ジョセフ・ロージー
天国の日々テレンス・マリック
「ハーモニカ」アミール・ナデリ
「父ありき」小津安二郎
火の馬セルゲイ・パラジャーノフ
深紅の愛・DEEP CRIMSONアルトゥーロ・リプスタイン
「The Working Girls(原題)」ステファニー・ロスマン
狩りカルロス・サウラ
「田舎女」マリオ・ソルダーティ
「お引越し」相米慎二
アンドレイ・ルブリョフアンドレイ・タルコフスキー
創造物アニエス・ヴァルダ
ベリッシマルキノ・ヴィスコンティ
「Bugis Street(英題)」ヨン・ファン

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かず@映画痴話狂い @kazu0spiderkid

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