ブラッドリー・クーパーがレナード・バーンスタイン演じた監督・主演作、初映像が公開

ブラッドリー・クーパーが2018年の「アリー/ スター誕生」に続いて監督を務めたNetflix映画「Maestro」。クーパー自ら作曲家のレナード・バーンスタインを演じた同作から、初映像となるティザー予告がYouTubeで解禁された。邦題は「マエストロ：その音楽と愛と」。

イタリア現地時間8月30日に開幕する第80回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門でのワールドプレミアが決まっている本作。ミュージカル「ウエスト・サイド物語」の音楽を手がけたことでも知られるバーンスタインと、チリ出身の女優・活動家フェリシア・モンテアレグレの生涯にわたる関係を中心にした物語となる。1951年に結婚した2人の関係は、モンテアレグレが亡くなる1978年まで続いた。

映像には2人が背中合わせで座りながら、それぞれが思い浮かべる数字について会話する場面などを収録。時代ごとにモノクロとカラーの映像が使い分けられている。

「プロミシング・ヤング・ウーマン」「SHE SAID／シー・セッド その名を暴け」のキャリー・マリガンもモンテアレグレ役で主演。このほかマット・ボマー、マヤ・ホーク、サラ・シルヴァーマン、ジョシュ・ハミルトン、スコット・エリス、ギデオン・グリック、サム・ニヴォラ、アレクサ・スウィントン、ミリアム・ショアがキャストに名を連ねた。

音楽はバーンスタインの楽曲を使用。クーパーは監督・主演・プロデューサーを兼任したほか、「スポットライト 世紀のスクープ」でアカデミー賞の脚本賞を獲得したジョシュ・シンガーと共同で脚本も手がけた。プロデューサーにはマーティン・スコセッシやスティーヴン・スピルバーグの名前も。また「ウィンストン・チャーチル／ヒトラーから世界を救った男」でメイクアップ＆ヘアスタイリング賞を獲得したカズ・ヒロがメイクアップデザイナーとして参加している。

「マエストロ：その音楽と愛と」は11月22日にアメリカの一部劇場で限定公開。Netflixでは12月20日より配信される。

（情報提供：IndieWire / VM / ゼータ イメージ）