Denkikanは、1911年1月1日に、現代表の曽祖父である活動弁士・窪寺喜之助によって、熊本初の活動写真常設館「電気館」として創業された。当初は芝居小屋を借りて無声映画などが上映されていたが、1914年に木造映画館が現在の場所に建設され、松竹キネマの封切館に。1928年に鉄筋の建物に変わり、太平洋戦争中は地下が避難所になったこともある。1995年には「ラスト・エンペラー」の上映を最後に同建物での営業が終わり、現在入居する6階建てのビルへ建て替えになったあと、同年12月23日に「Denkikan」名義で開業された。2003年には映画館では初めて日本映画批評家大賞特別賞に輝いた。
映像には、アート作品が飾られたロビー、ドリップコーヒーを提供するカフェ、テーマカラーが異なる3つのスクリーン、フィルム映写機も設置された映写室などが収められた。そして現代表の窪寺洋一氏が登場し、劇場の歴史や、館内のこだわり、現在の取り組みを語っている。
塚本は「いつうかがっても、目をハートにして歩き回ってしまいます」「初めてお邪魔した時からカメラにおさめてみたいと狙っていました。惚れ惚れするミニシアターです」とDenkikanへの思いをつづった。
※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記
塚本晋也 コメント
歴史ある映画館を、この上なくお洒落にリノベーションしたミニシアター。
いつうかがっても、目をハートにして歩き回ってしまいます。
代々受け継がれている映画館を毎日動かしているご家族。皆さんとても仲良く、明るく、そしておしゃれ。かっこいいご家族です。
初めてお邪魔した時からカメラにおさめてみたいと狙っていました。
惚れ惚れするミニシアターです。
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塚本晋也tsukamoto_shinya @tsukamoto_shiny
ミニシアター動画を始めよう!と思ったキッカケになった映画館のひとつです。カッコイイです!
街の小さな映画館」塚本晋也が惚れ惚れするミニシアター、熊本・Denkikanを紹介(動画あり / コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/OStY0qdVsB