横浜シネマリンはイセザキ・モールに隣接するミニシアター。2014年に閉館の危機が訪れたが、映画サークル「横浜キネマ倶楽部」で活動していた八幡温子が個人で経営を引き継ぐことを決意し、同年12月12日に復活させた。アテネ・フランセ文化センターの堀三郎が手がけた音響設計に定評があり、ドキュメンタリーや社会と連動した作品を得意としている。
映像内のインタビューでは、代表であり支配人の八幡が劇場を受け継ぐことを決めた思いや改装の苦労、今後の目標を語っている。塚本は「地下にある可愛らしい劇場。ミニシアターの先輩たちの力を借りて、音響、映像とも素晴らしいものに。『野火』も迫力の上映を毎年してくださっています」と述べ、「代表八幡さんは、柔らかい雰囲気の相好にもかかわらず質疑応答ではビシビシ鋭い質問を投げかけてきます。そんな八幡さんの選んだ上映作品。ロビーにいるだけで、世の中には色々なドキュメンタリーがあるんだな、と気付かせてくれます」とつづった。
※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記
「街の小さな映画館」第15回 横浜シネマリン
関連する特集・インタビュー
塚本晋也tsukamoto_shinya @tsukamoto_shiny
今回のミニシアター動画は、横浜シネマリンです。
かわいい劇場。ドキュメンタリーが多く、代表の八幡さんの鋭い目が行き届いています。 https://t.co/cNjq2xxxDl