「野火」「斬、」「ほかげ」などで知られる映画監督の
これは、2015年公開の監督作「野火」で全国80館以上の劇場を行脚した塚本が、1館ずつに足を運んでその“横顔”を撮影する企画。劇場との交渉、撮影、編集、YouTubeへのアップなどを本人が単独で行い、ロゴとイラストも描き下ろした。
シネマ・クレールは、岡山市の中心市街地・後楽園のほど近くに位置する同市唯一のミニシアターだ。地元企業で働きながら自主上映活動をしていた浜田高夫氏によって1994年12月に同市北区石関町に49席の劇場が開かれ、同館は2008年に閉館。現在の劇場は2001年7月に北区丸の内でオープンした。既存の建物を活用する形ではなく、一棟丸ごと映画館として一から建てられ、音響設備やスクリーンにもこだわりが詰まっている。
動画では、コンセプチュアルアーティストのローレンス・ウィナーによる壁面作品が施されたコンクリート打ちっぱなしの外観、どこからでも観やすいようスクリーンに対してゆるやかに弧を描き配置された座席、看板猫クレオとモモ、看板犬ユキの姿、映写室などが映し出される。インタビューでは浜田氏が劇場を作った経緯、音響へのこだわり、多様な映画を上映する意義などを明かした。
塚本は「素敵な映画館がたくさんありますが、これだけの建物を一から作ったミニシアターは他にないのではないでしょうか。初めて訪れた時から、驚き、目を見張りました」とコメント。そして「場内空間もたっぷりと大きく、映画を豪華な環境で観られます。そこになぜか可愛いワンちゃんや猫ちゃんも住んでいる。訪れるといつも皆さんが明るく迎えてくださいます」と続けた。
※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記
「街の小さな映画館」第16回 シネマ・クレール
塚本晋也 コメント
古い劇場をリノベーションした映画館、ビルの一室にある映画館、小さな小さな映画館、
素敵な映画館がたくさんありますが、これだけの建物を一から作ったミニシアターは他にないのではないでしょうか。
初めて訪れた時から、驚き、目を見張りました。
場内空間もたっぷりと大きく、映画を豪華な環境で観られます。
そこになぜか可愛いワンちゃんや猫ちゃんも住んでいる。訪れるといつも皆さんが明るく迎えてくださいます。
関連する特集・インタビュー
塚本晋也tsukamoto_shinya @tsukamoto_shiny
素敵な映画館がたくさんありますが、これだけの建物を一から作ったミニシアターは他にないのではないでしょうか。
初めて訪れた時から、驚き、目を見張りました。
今回のミニシアター動画は
岡山シネマ・クレールです! https://t.co/x0EWbzyV1v