「ドライブ・マイ・カー」ニューヨーク映画批評家協会賞で作品賞、日本映画初の快挙

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濱口竜介の監督作「ドライブ・マイ・カー」が、第87回ニューヨーク映画批評家協会賞(NYFCC)で作品賞に輝いた。日本映画がNYFCCで作品賞を受賞するのは今回が初となる。

「ドライブ・マイ・カー」 (c)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

「ドライブ・マイ・カー」 (c)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

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1935年に設立された同賞は日刊および週刊の新聞、雑誌、オンライン出版物の映画評論家によって構成される賞。オスカーの主要人物だけでなく、型にとらわれずに受賞者を選定することでも知られる。

全国で上映中の「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹の短編小説集に収録された作品を原作とし、西島秀俊三浦透子霧島れいか岡田将生らが出演した作品。第74回カンヌ国際映画祭で脚本賞など4冠に輝き、第31回ゴッサム・インディペンデント映画賞では最優秀国際映画賞を受賞した。第94回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表にも選出されている。

「ハウス・オブ・グッチ」 (c)2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.

「ハウス・オブ・グッチ」 (c)2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.[拡大]

「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

「パワー・オブ・ザ・ドッグ」[拡大]

そのほか最優秀女優賞を「ハウス・オブ・グッチ」のレディー・ガガ、最優秀男優賞を「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のベネディクト・カンバーバッチが受賞。監督賞には「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のジェーン・カンピオン、脚本賞には「Licorice Pizza(原題)」のポール・トーマス・アンダーソンが選ばれた。最多受賞作は監督賞、主演男優賞、そしてコディ・スミット=マクフィーが最優秀助演男優賞を獲得した「パワー・オブ・ザ・ドッグ」で3冠となった。

「パワー・オブ・ザ・ドッグ」は全国で上映されているほか、Netflixで独占配信中。「ハウス・オブ・グッチ」は1月14日に公開される。

受賞結果は以下の通り。

第87回ニューヨーク映画批評家協会賞 受賞結果

作品賞

「ドライブ・マイ・カー」

監督賞

ジェーン・カンピオン「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

脚本賞

ポール・トーマス・アンダーソン「Licorice Pizza(原題)」

最優秀女優賞

レディー・ガガ「ハウス・オブ・グッチ」

最優秀男優賞

ベネディクト・カンバーバッチ「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

最優秀助演女優賞

キャサリン・ハンター「The Tragedy of Macbeth(原題)」

最優秀助演男優賞

コディ・スミット=マクフィー「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

撮影賞

「ウエスト・サイド・ストーリー」

ノンフィクション映画賞

「Flee(原題)」(監督:ヨナス・ポエール・ラスムセン)

外国語映画賞

「The Worst Person in the World(原題)」(監督:ヨアキム・トリアー

長編アニメーション賞

「ミッチェル家とマシンの反乱」(監督:マイク・リアンダ)

第1回作品賞

「The Lost Daughter(原題)」(監督:マギー・ギレンホール

特別賞

マヤ・ケイド、ダイアン・ワイヤーマン、マーシャル・ファイン

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(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

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