西島秀俊、ニューヨークタイムズの“グレートパフォーマー”に選出

「ドライブ・マイ・カー」で主演を務めた西島秀俊が、ニューヨークタイムズの企画「Great Performers / The Best Actors of 2021」に13組の俳優の1人としてアジアから唯一選出された。

ニューヨークタイムズが2004年以来、毎年の映画を代表する俳優を取り上げてきたGreat Performers。今年は西島のほかにクリステン・スチュワート、ベネディクト・カンバーバッチ、ウィル・スミス、デンゼル・ワシントン、ホアキン・フェニックスらが選ばれている。

過去Great Performersに選出された日本人俳優は、「キル・ビル」の栗山千明、「硫黄島からの手紙」の渡辺謙、「バベル」の菊地凛子。これまでの3人はアメリカ映画に出演し選出されたが、西島は日本映画で選ばれるという快挙を成し遂げた。なお選出に際し掲載された写真は、バラク・オバマやジョージ・クルーニー、マリオン・コティヤールなど数々の著名人のポートレートを撮影してきたルーヴェン・アファナドールが撮り下ろした。

村上春樹の短編小説を「寝ても覚めても」の濱口竜介が長編映画化した「ドライブ・マイ・カー」は全国で公開中。第94回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表に選出されており、Blu-ray / DVDが2月18日に発売される。