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本作は「偶然」と「想像」をテーマにした短編3つからなるオムニバス。第1話「魔法(よりもっと不確か)」には
授賞式でプレゼンターを務めたのは「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」の
濱口はキャストの名前を1人ひとり挙げてから「皆さんがこの物語を信頼してくださったので、今このような素晴らしい賞をいただくことができています」と言い、「ここには来られていないスタッフ、撮影の飯岡幸子さん、演出・制作チームの高野徹さん、
続けて「名前ばかり伝えてすみません。でも本当にこのメンバーがチームのほぼ全員です。とても小さなチームで映画を作りました。この人たちこそがこの映画です。心から感謝を述べたいと思います」と話し、「同じことが映画祭にも言えると思います。難しい状況の中、オンラインでの上映ではありましたが、3月から心遣いと温かみを感じながら参加していました。カルロ・シャトリアン(ベルリン映画祭のディレクター)とそのチーム、そして素晴らしい審査員の皆さまにお礼を申し上げます、ありがとうございました。ありがとうベルリン!」と語り、大きな拍手を浴びた。
「偶然と想像」は2021年冬に劇場公開。
おおとも ひさし @tekuriha
「偶然と想像」濱口竜介、ベルリン銀熊賞に輝き関係者に感謝「この人たちこそが映画」 - https://t.co/wuCxaDReo6