石橋蓮司&阪本順治「一度も撃ってません」初日、桃井かおりや柄本佑と生電話で祝福
2020年7月3日 17:24
2 映画ナタリー編集部
「一度も撃ってません」の公開記念トークショーが、公開初日である本日7月3日に東京都内で行われ、主演の石橋蓮司と監督を務めた阪本順治が登壇した。
本作は、石橋演じる時代遅れの作家・市川進を主人公としたハードボイルドコメディ。ネタ集めのため殺しの依頼を受け、自ら手を下さぬも行きすぎた取材で騒動を起こしていく市川の姿が描かれる。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、本来の公開日であった4月から封切りが延期されていた。
待ちに待った公開初日を迎え、阪本は「今は撮影するのも戦い、公開するのも戦い。(延期になっていた)映画がどんどん公開される中で、こういう“大人な映画”が先陣を切るべきだと思っていました。石橋蓮司さんが先頭を走り、ほかの映画も導かれていけば」と映画業界への思いを語る。石橋は「ここまで長い時間がかかりました。映画を通して“3密”な関係になれたら。気を付けて、ぜひ劇場へいらしてください」と呼びかけた。
壇上には石橋と阪本を囲むように、一緒に初日舞台挨拶に立つ予定だったキャストたちからの花が置かれた。そして登壇できない代わりに、キャストに電話をつないでトークを実施。トップバッターの桃井かおりは「こちらLAの桃井。元気なのー? 会いたいわあ。今こっちは深夜ですよー」と陽気に自己紹介し、阪本から「もう(お酒)入ってますよね? ベロベロでしょ?」とツッコまれる。電波の問題で声が聞こえづらい中、桃井は「蓮司にお願いしたいのは、ただただ『長生きして』ということだけ!」「(劇場に入れる)人数が減ったぶんだけ上映期間を延ばしてって、劇場の方を脅しておいてちょうだいね(笑)」と“桃井節”で乗り切った。
また柄本佑も公開初日を電話越しに祝福。「通行人役でもいい」と自ら挙手して出演した本作の撮影を「本当に楽しかったなあ」と振り返る。佐藤浩市との電話では、佐藤が「蓮司さんは佇まいが40年間まったく変わらない。俺に対する接し方も最初からずっと一緒。それが素晴らしいと思います」と伝えると、石橋は「俺はお前のところの3世代(父・三國連太郎と息子・寛一郎)と付き合ってるけど、役者としてびっくりしてる。息子も素晴らしかった」と、本作で佐藤と親子共演した寛一郎も褒めたたえた。
さらに大楠道代や岸部一徳とも電話越しに公開を喜び合い、石橋は「主演できる役者さんばかり。誰のどの場面を観ても、だてに歴史を重ねてないなと。体に染み付いた物語を無意識に出せる人たちが集まって、楽しい映画にしてくれてありがたいです」と共演者たちに感謝する。阪本も「くせ者ばかり出演していたなと。それがこの映画の特徴でもありますからね」と仲間たちに思いを馳せた。
「一度も撃ってません」は東京・TOHOシネマズ 日比谷、新宿武蔵野館ほか全国で上映中。
(c)2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ
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