世界でもっとも過酷なトレイルランニング大会の1つといわれる「香港フォー・トレイルズ・ウルトラ・チャレンジ」に挑むランナーたちを追いかけたドキュメンタリー映画「香港四徑大歩走」。同作が「フォー・トレイルズ 限界を超えてゆけ」の邦題で7月10日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。
山や森林の登山道、砂利道、林道といった自然の中の未舗装の道を走るトレイルランニング。HK4TUCと呼ばれる香港フォー・トレイルズ・ウルトラ・チャレンジは、香港にある4つのトレイルコースを72時間(3日間)という制限時間で走破しなければならない大会だ。コースの全長は東京~名古屋間に匹敵する298km、累積標高差は1万4500mで、フルマラソン7回分、エベレスト登頂2回分に相当するという。参加者は走行中の水や食料を自ら調達せねばならず、起伏のある山道で有利になるポールや携帯音楽プレーヤーの使用は禁止といったルールも課せられる過酷なイベントだ。
香港で生まれ育ったイギリス人監督のロビン・リーが監督を務めた「フォー・トレイルズ」では、HK4TUCに出走した18人のランナーたちが極限に挑む姿を映し出す。香港では2024年末に小規模での公開が始まったが、瞬く間に口コミが広がり上映館数が急増。俳優の
世界最高峰のレース「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン」で世界3位という快挙を成し遂げたプロトレイルランナーの鏑木毅が日本語字幕を監修。鏑木は日本公開に寄せて「様々な背景を持つ挑戦者たち、成し遂げるには特別な才能など必要ない、岩をも穿つ意思の力と全ての苦難を受け入れる鷹揚な心。地獄の苦しみと絶望の淵を彷徨いながら家族や友人に支えられ葛藤の先に辿り着く感動のゴール。人間のエネルギーと可能性をこれほどシンプルに感じられる作品はないと思います」とコメントしている。
「フォー・トレイルズ 限界を超えてゆけ」の予告編はYouTubeで公開中。ザジフィルムズが配給する。
映画ナタリー @eiga_natalie
3日間で約300kmを走破
香港の過酷すぎるトレイルランに密着、映画「フォー・トレイルズ」7月公開
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