「孤狼の血」続編製作決定、「凶犬の眼」がベースに

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役所広司松坂桃李が共演した「孤狼の血」の続編が製作されることがわかった。

「孤狼の血」

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柚月裕子の同名小説を白石和彌が実写化した「孤狼の血」は、暴力団対策法が成立する以前の広島を舞台にした物語。このたび配給会社の東映が続編の製作を決定し、スタッフ、キャストの調整に入っていることが明らかになった。3月に発売された原作小説の続編「凶犬の眼」が物語のベースとなる。そのほかの詳細は未定のため続報を待とう。

「孤狼の血」

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「孤狼の血」で暴力団との癒着をうわさされる刑事・大上章吾を演じた役所は「続編は、第1作を遥かに超えるいい作品を期待しています。今後、色んな監督、脚本家、俳優たちがこのジャンルの映画で魅力が発揮される時代が来ると日本映画に活気が出るのではないでしょうか?」とコメント。柚月は「望外の喜びです。持てる力すべてを注ぎ込んでくださった東映とスタッフ、劇場に足を運んでいただいた観客の皆様には、感謝の言葉しかありません。あの狂熱と恍惚を、再び期待しております」と語り、東映の代表取締役社長・多田憲之は「このジャンルの映画を続けていかなくてはならないと思い、続編の決定を致します」と明言している。

「孤狼の血」は全国で公開中。役所と松坂のほか、真木よう子、音尾琢真、駿河太郎、中村倫也、阿部純子、中村獅童、竹野内豊、滝藤賢一、矢島健一、田口トモロヲ、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介らがキャストに名を連ねている。

※「孤狼の血」はR15+指定作品

役所広司 コメント

続編は、第1作を遥かに超えるいい作品を期待しています。今後、色んな監督、脚本家、俳優たちがこのジャンルの映画で魅力が発揮される時代が来ると日本映画に活気が出るのではないでしょうか?

柚月裕子 コメント

「荒磯に波」の東映△マークを見るだけで、心が震えました。続編は望外の喜びです。持てる力すべてを注ぎ込んでくださった東映とスタッフ、劇場に足を運んでいただいた観客の皆様には、感謝の言葉しかありません。あの狂熱と恍惚を、再び期待しております。

多田憲之 コメント

「孤狼の血」は東映らしい作品となりました。このジャンルの映画を続けていかなくてはならないと思い、続編の決定を致します。

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(c)2018「孤狼の血」製作委員会

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