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大泉洋が「恋雨」で初共演の小松菜奈を語る「クソもじゃもじゃ野郎と言われるかと」

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「恋は雨上がりのように」完成披露試写会の様子。

「恋は雨上がりのように」完成披露試写会の様子。

恋は雨上がりのように」の完成披露試写会が本日4月26日に東京・イイノホールで行われ、キャストの小松菜奈大泉洋清野菜名磯村勇斗葉山奨之松本穂香山本舞香、監督の永井聡が上映前の舞台挨拶に登壇した。

眉月じゅんの同名マンガをもとにした本作は、17歳の女子高生・橘あきらと、彼女が思いを寄せる45歳の中年男・近藤正己の関係を描く物語。あきらを小松、あきらのアルバイト先であるファミレス“ガーデン”の店長・近藤を大泉が演じた。

小松は「とてもさわやかで美しい映像で構成された、セリフなしでも観ていられるような作品になっています。今日は楽しんでいってください」と挨拶。派手な柄のスーツに身を包んだ大泉は、ファンからの「洋ちゃん!」という大歓声に投げキッスを返しつつ「全員が青をテーマにした衣装を着ているんですけど、ちょっと私が派手すぎたなと。おじさんががんばって目立とうとしているように見えちゃいないかという心配がございます」と述べて会場の空気を温める。

今回、初共演となった小松と大泉。小松が「大泉さんはテレビで見るままでした。陽気で気さくで脚も長くて」と述べると、大泉はこれみよがしに脚を強調し、パンツの裾をぐっと上げてみせた。大泉は「小松さんはちょっと怖いのかなというイメージがあったんですけど、あきらという役にはぴったり。あきらもファミレスの客がビビるぐらいの無愛想な人ですから。下手したら踏み付けられるんじゃないかと。『クソもじゃもじゃ野郎が』ぐらいは言われるかもしれない覚悟はしていたんです」と吐露。そして「でも、実際はすごく正しい方なんですよ。常に『ジャスティス』な感じ。1日一緒にいると自分の汚れが取れる。ヒーリング効果があるんです。『ヒーラー』でしたよ」と独特な表現で小松を褒める。

あきらの親友・喜屋武はるか役で、大泉と同じく小松と初共演を果たした清野は「名前が一緒なので、『ななちゃーん!』と現場で呼ばれると私まで振り返っちゃうんですよ。だからあだ名を付けようということになって、彼女は小松だからこっちゃん、私は清野だからせっちゃんと呼び合ってました」と撮影を回想。小松は清野について「本当にさわやかで、少年みたいに天真爛漫。親友役でよかったなと思いました」と語る。

あきらのアルバイト仲間である加瀬亮介、吉澤タカシ、西田ユイをそれぞれ演じた磯村、葉山、松本。撮影現場の雰囲気を司会から聞かれた磯村が「みんな仲が良くて、撮影の合間にはよくしゃべっていました。一緒にごはんを食べたり、空気が温かくて。でもその温かい空気を作っていたのは大泉さん」と話すと、大泉は「みんなはそう言うけど、実はそんなに一緒にご飯を食べてなかったですよ。若者たちが盛り上がってるなと遠慮してましたから。僕はそんなに仲がいいとは思ってません!(笑)」と冗談交じりに反応する。葉山はこれを受けて「ものすごく仲いいです!」とフォローしたあと「ガーデンの再現度がすごいんですよ。そのこだわり具合を見てほしいです」と来場者に語りかけるも、反応が薄く「え?」とフリーズ。すかさず大泉が「現場の雰囲気を聞かれたのにガーデンの再現度について話してどうするんだ」とツッコミを入れ、「現場ではだいたい葉山くんがわけのわからないことを言って、僕らがツッコんでいたという感じです。彼は吉澤を地で行く感じですよ」と続けた。

松本が「美術さんが作ってくれたガーデンのメニューを見ながら、菜奈ちゃんが『どのアイスがいい』とかそういうよくわからないこだわりを持っていて」と話すと、小松は「あったっけ?」と思い出せない様子。その後松本が「ヨーグルト味」、小松が「あ、ヨーグルト味。違うか、バニラか」と要領を得ないトークを続けるも、大泉が我慢できず「グダグダ。若い子のトークってのはこういうものですよ(笑)。着地点がわからない!」と割って入る。磯村が「現場で大泉さんを見ていると、もう店長にしか見えなかった」と語ると、大泉は「それじゃまるで僕のオーラが現場でなかったみたいな……」とこぼして笑いを誘った。

劇中では夏の設定だが、実際は冬に撮影が行われた本作。半袖姿だった小松について大泉は「ちょっと、この子は頭おかしいんじゃないかと。『待ち時間は上着を着なさい』って言ったのに『大丈夫です、寒くない』と言うんですよ。でも2、3日経ってからまた顔を合わせて『大丈夫? 風邪引いてない?』って聞いたら『引きました』と。結局風邪引いてんですよ!」とコメント。小松は「風邪は引いちゃったんですけど、撮影のせいじゃないんです。個人的な風邪です」と弁明するが、大泉は「『個人的な風邪』ってなんだよ(笑)。撮影の風邪だろ?」と追及する。小松が「違います(笑)」と言い張ると、大泉は「こういうところ、折れないんですよ」と半ば感心したような表情を浮かべた。

あきらを目標にしてきた他校の陸上部員・倉田みずきを演じた山本は、みずきがあきらに壁ドンをするシーンについて「菜奈ちゃんは背が高いので、私が壁ドンをしているように見せるためにひざを曲げてくれてたんです」と撮影を振り返る。小松が「目の前に舞香ちゃんの顔が来て、美しすぎて死にそうになりました」と述べると、山本は「何を言ってるんですか、それはこっちのセリフです!」と照れ顔に。このやり取りを見た大泉は「ちょっとエッチでしたよね」と話し、葉山から「何を言ってるんですか」とツッコまれていた。

「恋は雨上がりのように」は5月25日より全国でロードショー。

(c)2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会 (c)2014 眉月じゅん/小学館

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