映画「
オペ室を搭載した大型車両(ERカー)で重大事故や災害現場に駆け付け救命処置を施す医療チームの活躍を描いた本シリーズ。劇場版第2弾となる本作では、鹿児島と沖縄にまたがる海の島々を巡る「南海MER」が誕生する。
カーペットイベントに続き開催された完成披露試写会。鈴木はまず、映画の舞台にもなっている鹿児島県のトカラ列島近海で群発地震が起きていることに触れ、「避難されている方、不安な日々を送っている方、現在対応にあたっているすべての方にお見舞いとエールを送りたいと思います」と真摯に伝える。
そして本作について「素晴らしい作品になったと自負しております。スケールの大きさも、人間ドラマの濃厚さもシリーズナンバーワン」と語り、「南海MERかっこいいんですよ。絶対に誰かに惚れます。僕は音羽推しから江口さん演じる牧志先生に推し変しました」と明かす。これに音羽役の賀来は「拗ねてないですけどね……」と残念な様子を見せていた。
TOKYO MERの看護師長・蔵前夏梅を演じた菜々緒は「毎回、もうやりたくないって思うんです。本気でやりたくない。本当に大変なんです! この人が変態なだけです(笑)」と鈴木を見やり、「避けて通りたいって思うけど、ファンの皆様にメッセージをいただくと、もう1回やろうって、支えになります」「このメンバーじゃなかったらオファーを断ってます。監督もスタッフもそうですけど、信頼関係があるから続投できる」と感謝。前作を完結編だと思っていたという松木は「描き切った、やり切ったような気持ちになっていたんです。でも続編ができると聞いて、シナリオを読んだらすごい世界が広がっていて。まだまだ描きたいものがあると気付かせていただけました」と伝えた。
江口、高杉、生見、宮澤は南海MERのメンバー役で本シリーズに初参加を果たした。江口は「撮影は大変ですけど、主役が凛としているし、スタッフの自信がみなぎる現場でした」とたたえる。高杉は「多くの方に愛されている作品。受け入れてくださるかなって思っていたんですが、いや! 素敵なMERになったと、今日はここに立っています」と胸を張った。生見は「私もドラマを観ていた1人なんです。改めて素敵な作品なんだなと実感しました」とコメント。宮澤は「撮影に入る前はどう世界観に貢献できるのか、想像もつかなかったんです。そして撮影が始まるとあまりにも怒涛で! 試写を観て、スケール感とシンプルだけどピュアなメッセージを浴びたというか、体験しました」と振り返った。
ドラマ版から参加している賀来は「完成した作品を観たときに、ちょっと南海MERに嫉妬を覚えました。現場のシーンはきついので、もういやだ!と思っていたんですが、ちょっと欲している自分がいます(笑)」と打ち明ける。石田も「私は現場で大変な思いをする役ではないのでいつも嫉妬してます! いいなー、あの感じ味わいたいなって」と続いた。
イベント中盤では本作にちなみ、信頼関係を築くうえで大事にしていることを登壇者がトーク。鈴木は出身地を聞くことだそうで「親近感を持てますし、相手の方にも親近感を持ってもらえる。自分がまず相手を好きになることが大事。登壇者の皆さんの出身地も全員言えます!」と述べ、実際に全員の出身地をスラスラと言って見せた。江口は「何か一緒に苦労を乗り越えると人間が見えてきて、信頼関係を作れると思います」と、高杉は「挨拶ですね。しっかり気持ちよく挨拶できるようにしてます」と回答。生見は「皆さんといっぱいごはんを食べる、自分もいっぱい食べることです」と笑みをこぼし、宮澤は「自分の腹を見せることです。物理的なことじゃなく(笑)。オープンだよって提示することですね」と明かした。
さらに本作の見どころに話が及ぶと、賀来が「ファーストカットですね。鈴木亮平の鈴木亮平が……!」と切り出す。鈴木は「それは誤解のある表現だよ! そういうのが記事になるんだから(笑)」とぼやくものの、賀来は「最初のカットは大好物なので! 堪能してください」と期待を煽った。
最後に鈴木は「今作は医療従事者がヒーローというところから一歩進んで、誰かのためにがんばる人はヒーローだということを描いています。人間っていいな、美しいな、すごいなと思って、劇場をあとにしていただけると思います」と語りかけ、イベントに幕を引いた。
「劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」は、8月1日より全国ロードショー。
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音羽推しから江口さん演じる牧志先生に推し変しましたと明かす。これに音羽役の賀来は「拗ねてないですけどね……」
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【「劇場版 TOKYO MER」試写会レポート】賀来賢人が語る見どころは“鈴木亮平の鈴木亮平”、鈴木亮平「誤解のある表現だよ!」(写真16枚) https://t.co/7CqsQ96oWZ