映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

ガレッジセール・ゴリのモスクワ招待に奥田瑛二が太鼓判「監督として帰って来れる」

33

第10回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」での「洗骨」舞台挨拶の様子。左から照屋年之、水崎綾女、奥田瑛二、筒井道隆、鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)。

第10回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」での「洗骨」舞台挨拶の様子。左から照屋年之、水崎綾女、奥田瑛二、筒井道隆、鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)。

第10回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」にて、本日4月21日に「洗骨」の上映が沖縄・ミハマ7プレックスで行われ、キャストの奥田瑛二筒井道隆水崎綾女鈴木Q太郎ハイキングウォーキング)、監督の照屋年之が登壇した。

ガレッジセールゴリこと照屋がメガホンを取った本作は、沖縄の離島・粟国島を舞台に、一度土葬や風葬などを行ったあと遺骨を海水や酒で洗い再度埋葬する風習“洗骨(せんこつ)”を通して、家族の絆を描く物語。洗骨を題材に選んだ理由について照屋は「初めて聞いたときは怖かったんですが、実際に粟国島でおじいちゃんおばあちゃんから話を聞くと、先祖から命を繋いでもらってるありがたさを持ってるんだなと思って。これは映画で表現したいと考えました」と真摯に述べる。

第40回モスクワ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に公式招待されている本作。「あさって(モスクワに)行ってきます」と言う照屋は、忙しいスケジュールに「もしエコノミー症候群で死んだらやっぱりなって思ってください」と弱音を吐くと、水崎は「洗骨しますよ」と約束する。海外の映画祭では監督が一身に尊敬のまなざしを受けると話す奥田は「照屋年之という映画監督として帰って来れますよ」と太鼓判を押した。

劇中の洗骨のシーンで、撮影中に筒井が熱中症になったことを打ち明けた照屋は「僕らも心配になったんですけど、続けてくれて」と感謝を述べると、筒井は「沖縄の日差しはなめちゃいけないなって思いましたね」と振り返る。また、水崎は思い入れのあるシーンに「赤ちゃんを産むところ」と挙げると「1カ月シリコンのお腹を付けて生活していたんですが、街中を歩いていたら『あい、もうすぐ産まれるね?』って話しかけられて(笑)」とエピソードを明かした。

続いて自身の役柄について尋ねられた鈴木は「今からコーラを飲んで、ゲップをせずに説明します」と持ちネタを披露。言い切らないまま失敗してしまった鈴木に、照屋は「上映中後ろから観てたけど、Qちゃんの登場シーンで全部のお客さん笑ってたよ!」とフォローした。最後にサプライズで自身の姉から花束を贈呈された照屋は「お姉ちゃんのときは洗骨したいと思います」と冗談を飛ばしつつも、笑いや涙声が聞こえたという観客の反応を見て「伝わったのかなって、今とても心が気持ちいいです」と喜びを語った。

「洗骨」は2018年に全国ロードショー。

(c)『洗骨』製作委員会

今週の動画PR

  • 「映画プリキュアミラクルユニバース」
    「プリキュア」シリーズの映画最新作では、劇場版の応援アイテム “ミラクルライト”の秘密が明らかに!? そんなライトを使った楽しみ方をご紹介。

映画ナタリーをフォロー