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ガレッジセール・ゴリの監督作「洗骨」がモスクワ映画祭に公式招待

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「洗骨」

「洗骨」

ガレッジセールゴリこと照屋年之が監督を務めた長編映画「洗骨」が、第40回モスクワ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に公式招待されることがわかった。

沖縄の離島・粟国島を舞台とする本作は、照屋が2016年に制作した短編「born、bone、墓音。」が原案のヒューマンドラマ。一度土葬や風葬などを行ったあと遺骨を海水や酒で洗い再度埋葬する風習“洗骨(せんこつ)”を通して、家族の絆が描かれる。奥田瑛二、筒井道隆、水崎綾女、大島蓉子、坂本あきら、鈴木Q太郎、筒井真理子が出演に名を連ねた。

ロシア現地時間4月19日から26日にかけて開催される同映画祭には、照屋が参加し舞台挨拶を行う予定。照屋は「まさかモスクワ国際映画祭で上映されるとは夢にも思わなかったので喜ばしい気持ちと、海外の人が『洗骨』という風習をどう感じるのか? 楽しみな気持ちと半々です」と心境を語る。また、奥田は「モスクワ映画祭という絶好なところへ『洗骨』が行く。こんな嬉しいことはない。なぜならこの映画には世界共通の普遍が描かれているからである」とコメントを寄せた。

「洗骨」は2018年に全国ロードショー。

照屋年之 コメント

今まで約10年間、地味に映画を撮り続けてきました。短編含め11作目(長編は2作目)の「洗骨」。まさかモスクワ国際映画祭で上映されるとは夢にも思わなかったので喜ばしい気持ちと、海外の人が「洗骨」という風習をどう感じるのか? 楽しみな気持ちと半々です。この映画に関わった全ての関係者の努力が報われます。映画祭の雰囲気を存分に味わい、何かを吸収して帰って来ます。日本で上映の時が来たら沢山の方に観ていただきたいです!

奥田瑛二 コメント

扉を開けなければどこへも行くことはできない。
「洗骨」によって世界への扉が開いた。照屋年之監督(ゴリ)の旅がここから始まる。
それは長い長い、苦しくも楽しい人生の旅が始まる。これはチャレンジではなく冒険の旅である。命がけでしかできないこと、それが映画だ!
モスクワ映画祭という絶好なところへ「洗骨」が行く。こんな嬉しいことはない。
なぜならこの映画には世界共通の普遍が描かれているからである。

(c)『洗骨』製作委員会

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