映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

染谷将太が「空海」撮影を「まるで夢の中」と回想、チェン・カイコーはRAD称賛

257

「空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」初日舞台挨拶の様子。

「空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」初日舞台挨拶の様子。

「空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」の初日舞台挨拶が本日2月24日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの染谷将太阿部寛松坂慶子、監督を務めたチェン・カイコーが登壇した。

日本から遣唐使として異国を訪れる若き僧侶・空海が詩人の白楽天とともに首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫る本作。まずチェン・カイコーは「美しくも困難が多い撮影でした。映画に登場した唐の街は6年かけてセットを作りました。またより現実に近づけるため2万本の樹を植えました。ここまで贅沢な映画を作らせていただけたことに、この場でお礼を言いたい」と挨拶する。

空海を演じた染谷は「一生忘れられない現場。まるで夢の中のようで、『空海』という世界に浸っていました。しかしこの映画では、僕の感じた何十倍もの世界が表現されています」と太鼓判。中国語のセリフを覚えるのに苦労した一方で、「監督が誘ってくれる宴会はとても楽しかったです。でっかい円卓をみんなで囲んで」と述懐した。

阿倍仲麻呂役の阿部は、「僕が撮影したときはとても寒い時期でした。朝方は霧が濃いんです。現場に向かおうにも前が見えないから進めなくて、撮影を5時間遅らせてしまいました」と語り苦笑い。日本から唐に渡った女性・白玲に扮した松坂は、「染谷さんは、若いのにとても頼りがいのある方。事前に『よーい! はい』など撮影に関する言葉の中国語を教えてくださって。若き日の空海にピッタリだと思いました」と評す。これを受け、染谷は「若年寄りとよく言われます……」と笑いを誘った。

イベントには、主題歌「Mountain Top」と挿入歌「Shape Of Miracle」を手がけたRADWIMPSもサプライズゲストとして登壇。野田洋次郎は、チェン・カイコーとの音楽制作を振り返り、「最初に『あなたが映画を観て感じたように作ってください』と言われました。また「この映画は愛と許しが大きなテーマなんです」と言われたのが印象に残っていて。そのテーマを心に歌詞を紡ごうと決めました」と語る。チェン・カイコーは、「Mountain Top」について「この曲は別の意味を映画にもたらしてくれます。この歌を聴くと生きることに対する喜びを実感することができる。RADWIMPSが映画にもたらした新しい感覚です」と絶賛した。

夢枕獏の小説をもとにした「空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」は、全国でロードショー。

映画ナタリーをフォロー