伊藤英明の無茶ぶりで山下智久、小栗旬が「パーフェクトボディ！」、山田孝之は拒否

本日4月29日、「テラフォーマーズ」の初日舞台挨拶が東京・丸の内ピカデリーで行われ、出演者の伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、ケイン・コスギ、小栗旬、滝藤賢一、監督の三池崇史が登壇した。

貴家悠原作・橘賢一作画の同名マンガを原作とした「テラフォーマーズ」は、火星に送り込まれた15人の日本人と、火星地球化計画により“ある生物“が異常進化したヒト型昆虫テラフォーマーたちの壮絶な闘いを描くSFアクション。

登壇して早々、挨拶を済ませた伊藤は「ケインさん、景気付けにお願いします」とケインに目配せ。ケインが戸惑いながらも「ファイトー！」と叫ぶと、伊藤は「いっぱーつ!!」と元気よく続けて観客を喜ばせる。

MCから「皆さんにとって脅威的な存在は？」と質問が飛ぶと、伊藤は「山P（山下）の人気じゃないですかね。なんといっても“すごP”ですから。あとはケインさんのパーフェクトボディ」と回答。すかさずケインが1歩前に出て「パーフェクトボディ！」とおなじみのポーズを披露するなど、息ぴったりのコンビネーションを見せて会場を沸かせた。武井は「脅威的な存在かあ……。母親くらいですかね？」とはにかむ。

そして小栗の「僕は花粉ですかね。来年からは対策をしっかりやっていきたい」という言葉に、伊藤が「今から始まるブタクサは大丈夫？ 俺はだめなんだよね……」と反応。山下は「楽しいことに走りがちなので、自分の弱い心が脅威ですね。あと僕も花粉症で」とのんびりした口調で話し、山田は「僕は花粉は大丈夫です！ もう治しました！ 治し方は、みんなが見ているし記者もいるので今は言いません！ 脅威……芸能界の圧力とかですか？ 僕はまだ感じていないですけどね！」と勢いよくまくしたてた。

全国の劇場でライブビューイングが行われた本イベント。生中継実施劇場の来場者から質問を募集し、キャストと監督が生電話で回答するコーナーで、伊藤は埼玉県の映画館を引き当てた。電話をつないでいる間、伊藤は「この時間がちょっとね…。ケインさんどうですか？」と、再びケインに話を振る。一瞬だけ考えた後「パーフェクトボディ！」を披露したケインは「（“パーフェクトボディ！”のポーズを）この1週間で100回くらいやりました……」とこぼして笑いを誘う。

埼玉の劇場の観客から寄せられた質問は「特殊メイクが一番似合っていたのは誰ですか？」。伊藤は「毎日2時間半くらいかけてメイクをしていました。一番似合っていたのは山Pだと思います。下半身はブルーのタイツをはいていて。かわいかったですねえ」と撮影時を懐かしむ。さらに鹿児島の劇場から観客に「撮影中、面白かったことは？」と問われると、山下が「毎日いろんなホットミールが差し入れられて。お寿司、たこ焼き、出張カフェもありましたね。お祭りみたいでした！」とにっこり。それを聞いた小栗は「俺、そういうのにあんまり巡りあってない！」と嘆き、自身の撮影期間が5日間だったことを明かした。

また、観客から“山P”ならぬ「山Dー!!」という声援を受けながら抽選を行った山田は、「元気かい埼玉？」と中継先の劇場に語りかける。「虫以外で変わるとしたら何がいいですか？」との質問に、山田は「僕はカニで！ 硬い！ 強い！ 挟める！」と力強く答えた。続けて伊藤はクジラ、武井は鳥、小栗はクマ、山下はウミガメと回答。滝藤が「僕は女性になりたい」と口にすると、伊藤が「最近そういう雰囲気出しているもんね！」と挟むなど、終始和やかなムードの中イベントは進行していった。同じ質問にケインが「パーフェクトボディ！」とキリッとした表情で答え、伊藤が「（ケインには）かなわないよ……。もうなってるけどね」と笑う場面も。

最後に挨拶を求められた伊藤は「ケインさん！」と、またしてもケインにおなじみのポーズをおねだり。ケインが快く「パーフェクトボディ！」と決めると、伊藤の提案で男性陣も同じポーズを取ってみることに。小栗、山下、滝藤と、恥ずかしがりながらも順番に披露していくものの、山田だけは「僕はやりませんよ！ 咲ちゃんもやらないといけなくなっちゃう」と断固拒否する。会場が爆笑に包まれ、舞台挨拶は終了した。