本作は、団地を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。漢方薬局をたたんで団地に越してきたヒナ子を
斎藤は「(阪本と)今作のテーマとか役柄について直接的な話はほとんどせず、むしろ阪本監督にとっての原風景や、小さい頃の思い出などを聞かせてもらいました。それが自分の中で今回の脚本内容とすごく繋がったんです。ここ最近、僕自身が日常で感じていたこととリンクする部分も多かった。作品との出会いの必然みたいなことも強く感じました」と振り返る。また「(阪本は)見たことがないものを作りたいとおっしゃっていて、いちばん繊細なときに根付いたもの、ひとつの真理をこの映画で解き明かそうとしているんだと思います。ナタ・デ・ココが初めてこの世に出たような、映画でもこんな感覚があるんだ……!というものが味わえると思います」と本作について語った。
なお阪本は、斎藤に関して「突拍子のない世界観を地に着けてくれたのがメインの4人だとしたら、非日常の部分を引き受けてくれたのが工君。すごく微妙なさじ加減で、地面から数cm浮いている彼の感じが、この物語の基本的なトーンを決めている部分は大きいと思う」とコメントしている。
「団地」は、6月4日より全国でロードショー。
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斎藤工、出演作「団地」をナタデココに例える - 映画ナタリー https://t.co/FSf8tC8qJP 「団地」で謎の青年・真城役を務めた斎藤工のコメント 「ナタ・デ・ココが初めてこの世に出たような、映画でもこんな感覚があるんだ」 #danchi