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「団地」阪本順治が藤山直美に要求したまさかの“ヘアヌード”とは

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「団地」初日舞台挨拶の様子。左から阪本順治、岸部一徳、藤山直美、大楠道代、石橋蓮司。

「団地」初日舞台挨拶の様子。左から阪本順治、岸部一徳、藤山直美、大楠道代、石橋蓮司。

団地」の初日舞台挨拶が、6月4日に東京・有楽町スバル座にて開催され、藤山直美岸部一徳大楠道代石橋蓮司、監督の阪本順治が登壇した。

「団地」は、団地住まいの主婦に浮上した夫の殺害疑惑に近隣住民や警察、マスコミなどが翻弄されるさまを描く人情劇。2000年の「顔」以来16年ぶりに阪本とタッグを組んだ藤山が主人公の主婦・ヒナ子役を務める。この日の登壇者のほか、斎藤工や冨浦智嗣も出演している。

藤山は、撮影にあたり阪本から「ヘアヌードがあります」と伝えられたとのこと。しかし「えーっ!と思ったら“部屋でヌードルを食べるシーン”でした。このおっさん、何を考えてるかわかりません」と会場を笑わせる。そして阪本も「前作のときも変態テインメントと言われてましたね」と続けた。

さらに藤山は、阪本について「取扱説明書がないんですよ。20代で(この脚本を)読んでいたら、3日間気を失っていました」と話し、「頭おかしいと思ったでしょ、姐さん!」と大楠に話を振る。大楠は「さすがに直にそうは言えないから、岸辺さんに相談したの」と、岸辺は「僕も密かにそう思っていた」と明かしていく。すると阪本は、脚本を書いたときのことを「僕はこのくそみたいな業界が嫌になって、石を投げたかった。遠いところに行きたかったんでしょうね(笑)。1人じゃ不安なんで、皆さんを道連れにしました。このメンツだったら怖くないと思った」と振り返る。

続いて、阪本が2011年に逝去した俳優・原田芳雄の写真を撮影現場で常に持っているということが明らかに。阪本は「原田さんはものすごい晴れ男。スタッフのみんなもそれを知っていて、雲行きが怪しくなると『監督、そろそろ原田さんお願いします』って言うんです。それで写真を空にかざすと本当に晴れる。でも1回置いていた写真を助監督が落としたら、ザーッと雨が降ったんですよ」と説明した。

なお「団地」が6月11日から開催される第19回上海国際映画祭のコンペティション部門へ出品されることが決定。同部門の全14作品のうち、唯一の日本映画となる。これを受け阪本は「コンペって落ちたらカッコ悪いんですよね……」と言うが、藤山は「(そうなったら)ニーハオ、ホイコーローってことで」と盛り上げた。

最後に一言を求められた阪本。「僕はヒーローインタビューのよくある『これからもよろしくお願いします』って嫌いなんですよ……。これから応援よろしくお願いします!」と締めくくった。

「団地」は東京・有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国で上映中。

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