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末次由紀のマンガを
登壇者たちは、本作の象徴である百人一首の和歌「千早振る 神代も聞かず竜田川 から紅に水くくるとは」をモチーフとした真っ赤なカーペットを歩いて登場。会場に集まった1600人の観客を前に、広瀬が「なんか緊張してきちゃった」とつぶやくと、野村はじめキャストたちから「がんばれ!」と声が飛ぶ。また真剣佑が「完成作品を観て、最初の5秒で鳥肌が立ちました」と言うと、野村から「どこから数えて5秒?」と鋭い質問が。真剣佑は「東宝と日テレの(ロゴの)あとです!」と答えるが、松岡から「そこから鳥肌立ったって言っといたほうがいいんじゃない?」とアドバイスをもらい、「そこからです!」と訂正して笑いを誘う。
撮影中のエピソードを聞かれた広瀬は、キャストたちの顔を見ながら「いっぱいありすぎて……。みんなで相談しようよ!」と助けを求めるが、野村は「そろそろ独り立ちしたほうがいいよ!」とキッパリ。そして広瀬は、矢本が真夏に撮影したテニスのシーンで熱中症になったという裏話を明かす。ここで現在25歳の矢本への“最年長いじり”がスタートし、野村は「話の中心はいつも矢本悠馬でした。(撮影中も)ずっと面白いことやってたもんね。一発ギャグやってよ!」と唐突にリクエスト。松岡や清水もわざとらしく「1600人もお客さんいるんだよ!?」「さすがに無理だよね」と悪ノリし、矢本を追い詰めていく。矢本は汗だくになりながら「ファイヤー!」と意味なく叫んで場をしらけさせ、野村が「まあ現場では一発ギャグなんてやってなかったんですけどね(笑)。矢本くん汗がすごいよ! 熱中症で倒れないでね!」とオチを付けた。
本作ではかるたの試合中の素早い動きを捉えるため、1秒間に1000コマ撮影できるハイスピードカメラが使用された。小泉は「だいたい1000コマのうち1コマくらいは変顔が映るんですけど、松岡さんはそれが1コマたりとも出てこない」と絶賛する。野村は自分たちを指さし不思議そうな顔をするが、小泉に「君たちは、(変顔が)出る出る!」と言われて「こっちもそれなりに必死でやってるんだよ!」とアピールした。
映画初主演を務めた感想を聞かれた広瀬は、「いいのか悪いのかわからないけど、まったく意識しませんでした。現場に行くとみんなが千早の感情を引っ張ってくれたんです」と感謝を述べる。さらに「この映画ですずに出会えたことが私の宝物」と話した上白石へ、広瀬が「萌音姉大好き!」と声をかけると、間に立っていた野村が不満顔に。そこで清水から「俺は周平が大好き!」と言われた野村は投げキッスで返し、ファンから黄色い悲鳴が上がった。
イベント終盤に、広瀬は「共演者の人たちと一緒に、ああしたい、こうしたいと話したのは初めてだし、かるたのシーンでは監督にOKと言われても『もう1回やってもいいですか』って言い張ることも多かった。スタッフの皆さんには申し訳なかったけど、みんなとの雰囲気や距離感がすごく刺激的でした。大人になってもずっと大事にしたいって思える仲間に出会えた」と改めて仲間へ言葉をかける。最後に、「ここにいるみんなと一緒に、競技かるたと『ちはやふる』という作品にすべてを懸けました。それが1人でも多くの方に届けばいいなと思っています」と挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。
「ちはやふる -上の句-」は3月19日より全国ロードショー。後編にあたる「
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