J・デップ「ブラック・スキャンダル」、悪の協定が生まれる発端捉えた最新映像

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ジョニー・デップが実在の犯罪王を演じた「ブラック・スキャンダル」の本編映像の一部が、新たにYouTubeにて公開された。

「ブラック・スキャンダル」より、ジョニー・デップ。

「ブラック・スキャンダル」より、ジョニー・デップ。

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実在のジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー。

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本作は、実在する犯罪王ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーの半生を描いたクライムサスペンス。ギャング、政治家、FBIと別々の道へ進んだ幼なじみ3人が交わした密約が、FBI史上最大の汚職事件へと発展する。主演を務めるデップのほか、バルジャーの弟で州上院議員ビリーをベネディクト・カンバーバッチ、FBI捜査官コノリーをジョエル・エドガートンが演じている。

実在のジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーの指名手配書。

実在のジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーの指名手配書。[拡大]

このたび公開された映像は、コノリーがバルジャーと密会し提案を持ちかけるシーンだ。コノリーは共通の敵イタリア系マフィアを潰すために、バルジャーへ情報提供者になるよう告げる。バルジャーが「俺とクソFBIが協定だと?」と語気を荒げると、コノリーは「違う、あんたと俺だ」「互いに利用し助け合うんだ」「あんたもマフィアが邪魔だろ」と次々に言葉を投げかけていく。

ピューリッツァー賞受賞ジャーナリストによるノンフィクションから生まれた「ブラック・スキャンダル」。一大スキャンダルの衝撃の事実に、ジャーナリストで作家の手嶋龍一は「深い闇の中で起きた真実を知り戦慄のあまり席を立てなかった」とコメントを寄せている。

「ブラック・スキャンダル」は、1月30日より東京・新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。

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(c)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

デーブ・スペクター(放送プロデューサー)コメント

FBI最重要指名手配犯のバルジャーを応援してはいけないのに、ついつい応援してしまう自分が恐い。

吉川美代子(フリーキャスター)コメント

どの世界にもスキャンダルはあるだろうが、バルジャー事件がアメリカの表社会と裏社会に与えた衝撃の大きさは類を見ないものだった。演技とは言え、ジョニー・デップの冷酷な目には心底恐怖を覚えた。

草野満代(フリーアナウンサー)コメント

ジョニー・デップってここまでやるの?! はげ頭の役作りもさることながら、絶望と希望を行き来する“極限”の演技に今も思い出すたび身震いがする。

手嶋龍一(ジャーナリスト・作家)コメント

物語の舞台サウジーに迷い込んだことがある。90年代半ば、そこは血も凍る、麻薬、売春、殺人の街だった。深い闇の中で起きた真実を知り戦慄のあまり席を立てなかった。

小川泰平(元刑事・犯罪ジャーナリスト)コメント

罪の意識はなく、己の正義がゆがみ始めることにも気付かない。まさに犯罪の裏側に社会の縮図を見る思い。だがこれが現実。バルジャー役、ジョニー・デップの冷徹な眼光が緊迫感を煽る。

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