衣装の重さ40kg、実写版も続投したジェラルド・バトラー「ヒックとドラゴン」愛を語る

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実写映画「ヒックとドラゴン」で主人公ヒックの父親・ストイックを演じたジェラルド・バトラーの特別映像が、YouTubeで公開された。

「ヒックとドラゴン」場面写真

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「ヒックとドラゴン」本ポスタービジュアル

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ドリームワークスのアニメーションを実写化した本作は、バイキング一族の長の息子で気弱な少年ヒックが、傷付いた伝説のドラゴン・トゥースとの絆を育んでいく物語。ヒックは敵とされるドラゴンとの友情と、ドラゴンの一掃を目指すバイキングのはざまで葛藤する。主人公ヒック役に「ブラック・フォン」のメイソン・テムズが起用されたほか、ヒックの親友アスティ役でニコ・パーカー、鍛冶屋ゲップ役でニック・フロストが出演した。

「ヒックとドラゴン」場面写真

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アニメーション版でもストイックの声を担当し、実写版に続投したバトラーは「この作品が嫌いな人に出会ったことがない」と語り、シリーズへの並々ならぬ愛着をにじませる。演じるにあたって着用した衣装の重さは40kgにも及び、屈強なバトラーをして「とてつもなく大きかった」と言わしめるほど。「気分はまさに勇敢なバイキングだ」と胸を張っている。シリーズの核でもある“父と息子が織りなすドラマ”にも触れ、ひ弱で失敗ばかりの息子ヒックとの関係に葛藤する父としての思いを「感情移入して演じられた」と述懐。「新しいやり方でこの物語を作り上げた。魔法の要素が高まった『ヒックとドラゴン』を世界に届けたい」というメッセージで映像を締めくくった。

バトラーが特別な思いを抱く理由は、自身が築き上げたキャリアと「ヒックとドラゴン」シリーズが長い年月をともに歩んできたからだという。バトラーは、本シリーズがまだ“種”だった頃からの歩みについて「こんなに愛されるシリーズに成長するまで、役者人生を通してずっと関わってきた。この作品の持つ感情の複雑さ、美しさ、感動、心の痛み、そしてスリルは、世代を超えて人々を魅了してきた。私はまるで家族の一員のように、このシリーズとともに歩んできた気がする」と振り返り、覚悟と責任をもって実写化への参加を決めたことを明かしている。

アニメ版から作品をともにしてきた監督、ディーン・デュボアの存在も大きい。「彼のすべての作品には、知性と創造性、感情的な深み、それらがうまく織り込まれている。再び彼と仕事ができることにワクワクした」と賛辞を贈るバトラー。デュボアも同じ思いで「彼がこの作品に戻って来る意思があると知れたことは、大きな自信につながった。彼が外見も内面もストイックになりきる姿は圧巻だった」と絶大な信頼をのぞかせた。

「ヒックとドラゴン」は、9月5日より全国でロードショー。日本語吹替版には坂東龍汰、Lynn、田中正彦、高木渉、内田雄馬、村瀬歩、神谷浩史、斉藤梨絵らが参加した。

実写映画「ヒックとドラゴン」特別映像(ストイックを“生きる”ジェラルド・バトラー)

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