クライムスリラー「ナイトコール」10月公開、ポスタービジュアル解禁

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フランス・ベルギー合作のクライムスリラー映画「ナイトコール」が10月17日から東京・新宿武蔵野館ほかで公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁された。

「ナイトコール」ポスタービジュアル

「ナイトコール」ポスタービジュアル

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本作の舞台となるのは、黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える運動“ブラック・ライヴズ・マター”(BLM)のデモが激化する夜のブリュッセル。昼は学生、夜は鍵屋として働く青年・マディは、クレールと名乗る若い女性から部屋の鍵を開けてほしいと依頼され、ともにアパートへ向かう。だがマディがドアを開錠すると、クレールは部屋から1個のバッグを持って去ってしまった。実は開錠した部屋と彼女が持ち去ったバッグは、目的のためなら手段を選ばないマフィア・ヤニックのものだった。部屋に押し入ったヤニックに問い詰められたマディは自身の無実を証明するため、朝までの数時間でクレールとバッグを見つけなければならなくなる。

監督・脚本を担ったのは、本作が初の長編監督作品となるミヒール・ブランシャール。マディをジョナサン・フェルトレ、クレールをナターシャ・クリエフが演じた。また事件に関わる重要人物・テオ役を「死霊館のシスター 呪いの秘密」のジョナ・ブロケが担い、「動物界」のロマン・デュリスがヤニック役で特別出演している。

ブランシャールは本作について「脚本を書いたのは2020年、コロナ第2波の終盤。ブリュッセルでは“ブラック・ライヴズ・マター”(BLM)のデモが頻発していました。私は司法宮の近くに住んでいたので、怒りが渦巻く現場を目の当たりにしていました。その感情に動かされ、マディの冒険や遭遇する脅威に反映させたんです」と語った。コメントの全文は下記の通り。

ミヒール・ブランシャール コメント

初の長編は一晩で展開する映画にしたいと思っていました。制限を設けた物語構成が好きで、「時間の統一性」をベースにしたスリリングな追跡劇を描くことにしました。この枠組みがあることで、主人公を非常に具体的な状況に置くことができ、それぞれのステップが必然的に物語を進めていくんです。
鍵屋という職業にもずっと興味がありました。誰でも一度は深夜に見知らぬ鍵屋を呼んだことがあるでしょう? 現金で、他人の家に入り、普通は見えないものを見てしまう。奇妙な遭遇がきっとあるはずです。
脚本を書いたのは2020年、コロナ第2波の終盤。ブリュッセルでは“ブラック・ライヴズ・マター”(BLM)のデモが頻発していました。私は司法宮の近くに住んでいたので、怒りが渦巻く現場を目の当たりにしていました。その感情に動かされ、マディの冒険や遭遇する脅威に反映させたんです。

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みみっちボーン @mimicchisan

ポスターなんか(・∀・)イイ〜 https://t.co/hWVOgA3y5m

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