園子温の最新自主映画「ひそひそ星」、トロント映画祭にてワールドプレミア決定

トロント国際映画祭の上映ラインナップが公式サイトにて発表され、園子温の監督作「ひそひそ星」が本映画祭でワールドプレミア上映されることが明らかになった。

「ひそひそ星」は、園子温が監督・脚本・プロデュースを務め、17年ぶりの自主映画として制作したSF作品。銀河へ荷物を配達する女性型ヒューマノイドが主人公で、園の妻でもある神楽坂恵が演じる。本作は、2015年6月から7月にかけて同じく「ひそひそ星」というタイトルで催された園の個展にてインスタレーションバージョンが上映されたが、映画版の日本での正式な公開情報は明らかになっていない。

トロント国際映画祭は、カナダ・トロントにて現地時間9月10日から20日まで開催される国際映画製作者連盟公認の映画祭。「ひそひそ星」と並んで、日本からは河瀬直美の「あん」、黒沢清の「岸辺の旅」、是枝裕和の「海街diary」、三池崇史の「極道大戦争」も上映される。