橋本愛＆アラーキーとご対面！「サンドラの週末」ダルデンヌ兄弟が日本を満喫

最新作「サンドラの週末」のプロモーションのために来日した監督のジャン＝ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ兄弟が、女優の橋本愛と写真家、アラーキーこと荒木経惟と対面していたことがわかった。

以前からダルデンヌ兄弟の作品が好きだったという橋本との鼎談では、「サンドラの週末」から受けた感動を伝えられ、うれしそうに聞き入っていた監督たち。演技についての考えに話が及ぶと、橋本も真剣な面持ちで聞いていたという。鼎談後、橋本の印象についてリュックは「光の具合で見え方が変わるのが興味深かった」と話し、ジャン＝ピエールは「若いのに古い映画を含めて多くの映画を観る努力をしている」と感心していた。

また、対面を楽しみにしていた荒木との撮影に臨んだ兄弟は、敬愛する写真家にカメラを向けられて緊張気味。「お葬式に参列する人みたいになってるから、もっと笑って笑って！」と声をかけられて少しリラックスしたのか、撮影する荒木をジャン＝ピエールがスマートフォンで撮り、最後は3人で記念写真に収まる場面も。また荒木は事前に観ていた「サンドラの週末」のワンシーンに触れ、「彼女が歩いていく道が印象的だったから」という理由で自身の写真集「道」にサインを書き兄弟にプレゼント。監督たちは終始興奮し、ご満悦だったという。

そのほか、ジャン＝ピエールは孫へのプレゼントとして是枝裕和監督が映画化するマンガ「海街diary」を購入し、伊藤若冲や与謝蕪村の展覧会にも足を運ぶなど、3年ぶりの日本を満喫していた。

なお、兄弟と橋本との鼎談はBRUTUS 5月15日発売号に、荒木撮影の写真はダ・ヴィンチ6月6日発売号に掲載される。「サンドラの週末」は5月23日、Bunkamuraル・シネマほかで全国順次ロードショー。