小澤征爾も認めた世界的指揮者、山田和樹が語るマリオン・コティヤールの魅力

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主演作「サンドラの週末」が公開中のマリオン・コティヤールについて、指揮者の山田和樹が語ったインタビューが到着した。

左からマリオン・コティヤール、山田和樹。

左からマリオン・コティヤール、山田和樹。

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「火刑台上のジャンヌ・ダルク」ポスター

「火刑台上のジャンヌ・ダルク」ポスター[拡大]

山田は2009年にブザンソン国際指揮者コンクールにて優勝し、2010年には小澤征爾の推薦でサイトウ・キネン・オーケストラを指揮。現在はベルリンを拠点に世界中で活躍している。

コティヤールがジャンヌ・ダルク役で出演した劇的オラトリオ、「火刑台上のジャンヌ・ダルク」で指揮を務めた山田は、「天才的な“カン”を持った人だな、と思いました。楽譜上のことに関して僕が心理描写と共に説明すると、途端にその感覚をキャッチして自分のものにできるのですね」と、コティヤールの才能を賞賛する。さらに、「普段は気さくな方なのに、演技が始まると独特のオーラに包まれる人でもありました」と続け、「マリオンだけがオーケストラの周りをただ歩くという演出があったのですが、彼女が近づいてくるとこちらの鳥肌が立つのです。そして彼女が去っていくと鳥肌も収まっていく。役に入り込んでいたからこそだと思いますが、これはオーラという言葉を使わないと説明できないことかも知れません」と語った。

「サンドラの週末」(c)Les Films du Fleuve -Archipel 35 -Bim Distribuzione -Eyeworks -RTBF(Télévisions, belge) -France 2 Cinéma

「サンドラの週末」(c)Les Films du Fleuve -Archipel 35 -Bim Distribuzione -Eyeworks -RTBF(Télévisions, belge) -France 2 Cinéma[拡大]

「サンドラの週末」については「1人の行動がまた人に影響を与えて、自分をも変えていく。誰にでもある孤独と勇気との戦いを見事に表現していた。素晴らしい」とコメント。そして、「サンドラの複雑な感情の起伏を表現するマリオンの演技力に感動しました!」と賛辞を贈った。

「サンドラの週末」は、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟の監督最新作。休職していた職場から不当な解雇を告げられた主人公サンドラが、ボーナスを諦めて自分の復職に投票してくれるよう同僚たちを説得してまわる姿を描く。コティヤールは本作の演技で第87回アカデミー賞主演女優にノミネートされた。

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レイナワルツ⛸🏉🍃 @layna_skate

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