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「京の螢火」オーディエンス迎え公開稽古、黒木瞳が初日に向けて意気込み

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「京の螢火」公開稽古より。

「京の螢火」公開稽古より。

「京の螢火」の公開稽古が、10月19日に都内で行われた。

織田作之助の「螢」、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を原作に、坂本龍馬をはじめ幕末の志士たちがあこがれた女性・寺田屋お登勢の物語を描いた本作。脚本・演出をわかぎゑふが手がけ、お登勢役を黒木瞳、お登勢の夫・伊助を筧利夫が務める。

一般オーディエンスを招いて行われた公開稽古では、姑のお定(沢田亜矢子)と小姑のお椙(桜乃彩音)が、寺田屋へ嫁入りしてきたお登勢につらく当たるシーンと、倒幕派の侍や坂本龍馬を守るお登勢のもとに、新撰組がやって来る2場面が披露された。

稽古後に行われた囲み取材には黒木、筧らメインキャストが出席。本作の見どころを問われた筧が「黒木さんです! 黒木さんを見ていただければ……(笑)」とアピールすると、黒木は「そうおっしゃってくれていますが、とても頼もしく支えてくださっています」と語り、「身動きのとれない女たちのもどかしさを男たちが支えてくれる、という点でしょうか」と本作の注目ポイントを明かした。

また宝塚歌劇団の後輩にあたる彩音との共演について、黒木が「頼もしいですよ!」と印象を述べると、これを受けた桜乃は「私は、黒木さんの何気ないしぐさや目線の使い方1つひとつに虜になってしまって。何か1つでも勉強させていただければと思い、いつも前のめりでお稽古場に入っています」と黒木を絶賛。最後に出演者を代表して黒木が「11月3日初日、明治座『京の螢火』、ぜひ皆様お越しください」と挨拶し、取材を締めくくった。公演は11月3日から26日まで東京・明治座にて。

「京の螢火」

2017年11月3日(金・祝)~26日(日)
東京都 明治座

原作:織田作之助「螢」、司馬遼太郎「竜馬がゆく」(脚本:北条誠 より)
脚本・演出:わかぎゑふ
出演:黒木瞳筧利夫 / 藤本隆宏渡辺大輔、桜乃彩音、田村芽実 / 深沢敦伊藤正之河相我聞沢田亜矢子 ほか

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