[チャットモンチー] 「BLEACH」主題歌シングル発売決定

2007年7月4日 23:50 1 音楽ナタリー編集部

6月20日発売の5thシングル「とび魚のバタフライ/世界が終わる夜に」も絶好調のチャットモンチーが、続いて今年3枚目のシングル「橙」を9月5日にリリースする。

チャットモンチーとは？

2000年4月、橋本絵莉子を中心に徳島で結成。2002年3月、橋本の高校の同級生だった福岡晃子が、翌2004年4月に福岡の大学でサークルの先輩だった高橋久美子が加入し、以降はこの3人体制で地元徳島を中心に活動する。2005年11月、ミニアルバム「chatmonchy has come」でメジャーデビュー。2006年1月には初のフルアルバム「耳鳴り」をリリースした。2008年春、初の東京・日本武道館ワンマンライブを2日間にわたって開催。その後も精力的な活動を繰り広げるが、2011年9月の徳島でのライブを最後に高橋が脱退。その後は橋本と福岡の2人体制で活動を継続する。2012年2月には初のベストアルバム「チャットモンチー BEST ～2005-2011～」を、同年10月にはフルアルバム「変身」をリリース。2015年11月に日本武道館公演「チャットモンチーのすごい10周年 in 日本武道館!!!!」を開催した。2016年2月には地元徳島にて2DAYSイベント「チャットモンチーの徳島こなそんそんフェス2016～みな、おいでなしてよ！～」を行った。2017年11月に活動を完結させることを発表。2018年6月にラストアルバム「誕生」をリリースし、7月に最後のワンマンライブを日本武道館にて実施。7月21、22日に地元徳島で開催した「チャットモンチーの徳島こなそんそんフェス2018 ～みな、おいでなしてよ！～」をもって活動を完結させた。

現在大ヒット中の最新シングル「とび魚のバタフライ / 世界が終わる夜に」。2曲目の「世界が終わる夜に」は映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」のために福岡が書き下ろしたナンバーだ。

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今回のシングルは全3曲入りで、それぞれ3人が1曲ずつ作詞を担当している。タイトル曲「橙」は橋本絵莉子が高校時代に書いた、徳島時代のライブでもたびたび演奏されている骨太なロックナンバー。満を持して今回初めて音源化されることになった。なおこの曲は、7月4日よりテレビ東京系人気アニメ「BLEACH」のエンディングテーマとしてオンエアされている。

2曲目は高橋久美子作詞の「コスモタウン」。伸びやかでストレートな楽曲ながら一筋縄ではいかないアレンジが施され、ライブでの盛り上がりが期待できそうなポップチューンに仕上がった。そして3曲目は福岡晃子が作詞した「リアル」。浮遊感のあるワルツのリズムに乗った、空間を埋めつくす轟音ノイズギターと橋本のウィスパーボイスが印象的な1曲だ。

収録曲にメンバーそれぞれの個性が表れたハイクオリティなニューシングル。人気アニメの大型タイアップを獲得したこともあり、今後ますます幅広い層に存在をアピールしていくことになりそうだ。初回盤には「BLEACH」の書き下ろしワイドキャップステッカー封入。