奥田民生、斉藤和義、JAM Project迎え「LAZY」復活

4月4日よりテレビ東京系列にてオンエアされるアニメ「真マジンガー 衝撃！Z編 on television」の主題歌を、伝説のバンドLAZYが担当することが明らかになった。

LAZYは1978年、史上最年少のハードロックバンドとしてデビュー。多くの伝説を残しわずか3年半で解散したが、1998年には「ウルトラマンダイナ」主題歌「ULTRA HIGH」で復活を遂げた。しかし、2006年にはベースの田中宏幸、2008年にはドラムの樋口宗孝が他界。アーティストの中にもLAZYの音楽を愛するファンは多く、2人の急逝は日本のロック界に大きな衝撃と深い悲しみを与えた。

「感じてKnight」は、LAZYが1980年に発表した人気のナンバーだが、今回主題歌に起用されるのは新たにリメイクされたもの。LAZYのボーカル影山ヒロノブが現在在籍しているユニットJAM Project、そして彼らを敬愛する奥田民生、斉藤和義がサポートメンバーとして参加。樋口宗孝と田中宏幸が生前に残したライブ音源を使用し、2009年版「感じてKnight」を作り上げている。

奥田民生と斉藤和義は、昨年6月に行われたLAZYの一夜限りの復活ライブにも参加した。このとき出演メンバーで「是非一緒に何かをしたい」と話していたことがきっかけで、今回の豪華コラボが実現したのだという。

この主題歌「感じてKnight」は、4月22日にシングルとしてリリースされる。

井上俊次（LAZY キーボード担当）メッセージ

昨年の6月に奥田民生さんと斉藤和義さんがLAZYのライブに参加してくださいました。その時にお二人から「LAZYにインスパイアされた」ということを聞き、是非一緒に何かをしたいと考えたのが今回の作品のきっかけです。
また昨年11月にドラムの樋口宗孝さんが亡くなり、記念に何かを残したいと思いました。以前、LAZYが再結成したときは「ウルトラマン」のために曲を作りました。今回は、樋口さんと田中宏幸さん生前のオリジナルメンバーでのライブ音源を利用して、さらに奥田さん、斉藤さん、JAM Projectというスペシャルなメンバーも加わった曲を「マジンガー」のために、捧げたいと思います。