音楽ナタリー

ふかわりょう自主レーベルから本人名義アルバムリリース

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ふかわりょうが自主レーベル「テノヒラレコード」を設立。7月24日にryo fukawa名義でアルバム「life is music」をリリースすることが明らかになった。

約13年にわたってROCKETMANを名乗ってきたふかわだが、長年の活動を経て「胸をはって、ひとりのアーティストとしてやっていく覚悟と自信」を得たことを機に本名で活動をしていくことを決意。表記を英語にした理由については、「海外の人でもわかるため。自分の力を、音楽の力を、試したくなったのです」と説明している。

新作「life is music」にはハウス、エレクトロ、チルアウトといったクラブ系ミュージックから、「亡き王女のためのパヴァーヌ」のリミックスといったクラシックまで全14曲が収められる。アルバムの発売に先駆けて、7月3日にiTunes Storeにて収録曲「愛のガチモード」が先行配信される。

またふかわは8月18日に東京・LIQUIDROOM ebisuにて、「ROCKETMAN SUMMER FES'2013『THANK YOU FOR THE MUSIC!』」を開催。「life is music」の世界を生でオーディエンスに届ける。

ryo fukawa「life is music」収録曲

01. Goodbye to love
02. everynight
03. ordinary morning
04. walkin' in the sunshine
05. Mermaid feat.Cana
06. My favorite things remix
07. la mer remix
08. Goodbye to loveII
09. the sound of stars
10. ALL I WANT IS MY MUSIC
11. life is music
12. 亡き王女のためのパヴァーヌ remix
13. end of summer
14. 愛のガチモード

ROCKETMAN SUMMER FES'2013 THANK YOU FOR THE MUSIC!

2013年8月18日(日)東京都 LIQUIDROOM ebisu

ふかわりょうコメント(※ふかわりょう BLOGより引用)

文明によってさまざまな時間が短縮されているけれど、その力ではどうにもならないものもあるなかで、僕の場合、13年かかりました。月日を重ねて築き上げるもの。それは、ひとつの決断に至るまでの時間。

「ROCKETMANを、なくそう」

芸人さんがコントをする際に、カツラをかぶったりメガネをかけたり、なにかひとつ記号を加えることによって、それがフィクションだというサインにもなりますが、なにより、その世界に入りこむ足がかりになります。僕にとっていわばそれにあたるわけで、「ROCKETMAN」と名乗ることで、音楽の世界に入り、動きやすくなる。気持ちの整理がつく。そんな役割を担ってきたのですが、ここへ来て、心境に変化が生じてきました。重大な記号を、「なくてもいいかな」と思うようになったのです。

具体的、直接的なきっかけはありません。一年かけて花を咲かせるように、歳月、時間、が必要だったのです。13年という時間が、音楽に対する情熱においても、また、制作する楽曲においても、胸をはって、ひとりのアーティストとしてやっていく覚悟と自信を、僕に、与えてくれたのです。決して、遠回りをしたとも、時間をかけすぎたとも思いません。この心境に至るまで、それだけの時間が必要だったのです。

なので、これから発表するものは「ROCKETMAN」ではありません。ラジオ番組もありますし、DJネームなど、まったくそれがなくなるわけではありませんが、目にする機会は減ると思います。「ryo fukawa」にしたのは、海外の人でもわかるため。自分の力を、音楽の力を、試したくなったのです。

かくして僕は、ガチモードに突入しました。今夏リリースするアルバムはインディーズ、レーベルはテノヒラレコード、つまり、すべて自腹。自分の尺度で作り、youtubeなどで自由にあげたりしたいので。また、これまでsoundcloudにおいて、無料で聴ける場所を作りました。無料で聴いてもらうことも 大切ですが、「無料だからいいか」と、自分の作品作りに油断が生じてしまう恐れもあります。お金を払ってでも聴きたい音楽、お金を払って手にしたい作品、そういったモノを創りたい。誰でも発信できる時代だからこそ、お金は重要なのです。だから、今後はそのバランスを保ちながら、soundcloudやyoutubeなどを活用します。それにしても、前回のアルバムから一年もたたないうちに、こんなお知らせができるなんて。果たしてこのエネルギーはどこ からきているのか。では、楽しみにしていてください。みなさんの夏を、今年も彩らせていただきます。

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