モー娘。バンコク握手会、ファン3000人に「コップンカー」

モーニング娘。が昨日10月17日にタイ・バンコクにて握手会イベント「Hello! Project 15th Anniversary～THANK YOU～ Worldwide Handshake Events 世界握手会 ～"ありがとう"をこめて～」を開催した。

この握手会は、今年で誕生15周年を迎えたハロー！プロジェクトによる「世界中のファンに15年分の感謝を直接伝えたい」という気持ちを込めて行われるイベント。今回の握手会には、モーニング娘。の道重さゆみ、田中れいな、譜久村聖、飯窪春菜、石田亜佑美の5名が参加した。初めての海外イベントとなる譜久村、飯窪、石田の3人に対し、韓国、台湾、フランスなどで海外のファンと触れ合った経験を持つリーダーの道重は「今の後輩たちにモーニング娘。が世界中の人から愛されていることを知ってほしい」と語った。

イベントが行われたタイ・バンコク市の大型商業施設「Gateway Ekamai」の特設ステージには、メンバーを心待ちにするおよそ3000名のファンが集結。中にはフィリピンやインドネシアからこの日のために訪れたという熱狂的なファンの姿も見受けられた。イベント前にはファンによるモー娘。のカバーダンスショーも行われ、既に会場はファンの熱気に包まれていた。

会場に詰めかけたファンが待ちわびる中、最新シングル「ワクテカ Take a chance」のイントロとともにメンバーがステージに登場し、イベントはスタートした。これまで生のライブパフォーマンスを観る機会の少なかったファンたちは大興奮。続けてニューアルバム「13カラフルキャラクター」よりバラードナンバー「Be Alive」が披露されると、ファンたちは真剣な眼差しでステージを見つめていた。

MCではメンバー5人がタイ語で「サワディーカー（こんにちは）！」と揃って挨拶。メンバーそれぞれがタイ語で自己紹介をした後、道重が「モーニング娘。は今年15周年を迎えられたのですが、ここまでやってこれたのは日本のファンの皆さんの力だけでなく、海外の皆さんの応援があったからだと思いますので、応援してくれてありがとう、そしてこれからも宜しくお願いしますという気持ちを伝えにタイにやって来ました」と感謝のメッセージを伝え、田中も「実際こうやって自分の目でファンの方を見れて、しかもこんなにたくさん集まってくれて嬉しい気持ちでいっぱいです」と海外のファンと交流できたことの喜びを語り、声援に応えていた。

イベントの最後に握手会が行われ「コップンカー（ありがとう）」という言葉と笑顔で、タイのファンとの交流を楽しみ、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

モーニング娘。による世界握手会は今後も予定されており、10月30日にフランス・パリ、11月7日には韓国・ソウルで握手会イベントを行うことが決まっている。