矢野顕子、毎夏恒例ブルーノート圧巻トリオ演奏に拍手喝采

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8月18、19、21、22日の4日間にわたり、東京・ブルーノート東京にて矢野顕子がウィル・リー(B)、クリス・パーカー(Dr)とのトリオ編成によるワンマンライブを行った。

矢野顕子(写真は18日公演)(撮影:佐藤拓央)

矢野顕子(写真は18日公演)(撮影:佐藤拓央)

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「矢野顕子トリオ featuring ウィル・リー and クリス・パーカー」ブルーノート東京公演の模様(写真は18日公演)。(撮影:佐藤拓央)

「矢野顕子トリオ featuring ウィル・リー and クリス・パーカー」ブルーノート東京公演の模様(写真は18日公演)。(撮影:佐藤拓央)

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近年恒例となっている、矢野顕子トリオの夏のブルーノート公演。今年は8月8日に矢野のライブベストアルバム「荒野の呼び声 -東京録音-」がリリースされたばかりとあって、「こんなところにいてはいけない」「Reach Out」「People Got To Be Free」といった本作収録のナンバーも再現された。

22日の1stステージにて、矢野はウィルとクリスを引き連れ、金のスパンコールをあしらったワンピースで登場。ゆったりと静かな歌唱から扇情的な演奏へと流れていく「Dreaming Girl」で、ライブはスタートした。その後のMCで彼女は「このトリオでブルーノートにお邪魔してから何年か経ちますけど、毎年夏が来るのが楽しみで。それは私だけじゃなくて彼らも」と話し、ウィルやクリスとの会話を通訳しながら客席に語りかけた。

間には、英語詞の「Full Moon Tommorow」の途中に、RCサクセション「多摩蘭坂」のカバーを挿し込むという組曲のような展開で魅せる。さらに「ポケットいっぱいの秘密」では矢野がピアノから離れスタンドマイクでボーカルパフォーマンスを披露し、アンコールの「People Got To Be Free」ではウィルとのツインボーカルを響かせるなど、多彩なステージ構成で観客を楽しませた。

なお、この「矢野顕子トリオ featuring ウィル・リー and クリス・パーカー」は8月24、25日のBillboard Live OSAKA公演にて終了。矢野はその5日後の8月30日から、森山良子とのユニット・やもりとしてのツアー「やもりツアー2012 ~やもりやもり~」をスタートさせる。

矢野顕子トリオ featuring ウィル・リー and クリス・パーカー
2012年8月22日 ブルーノート東京 1stステージ セットリスト

01. Dreaming Girl
02. こんなところにいてはいけない
03. 家路
04. Full Moon Tommorow(~多摩蘭坂)
05. Prayer
06. Reach Out
07. ポケットいっぱいの秘密
08. Rose Garden
<アンコール>
09. People Got To Be Free
10. Gasoline And Matches

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