UAが堺雅人主演映画主題歌として大ヒット歌謡曲をカバー

11月17日に劇場公開される映画「その夜の侍」の主題歌として、UAが「星影の小径」をカバーすることが明らかになった。

この映画は劇団THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋が作・演出を手がけ自ら主演も務めた2007年上演の戯曲が原作。赤堀が脚本を改稿し自ら監督に挑戦する。映画のストーリーは5年前のひき逃げ事件で最愛の妻を亡くした男と、出所したばかりの犯人、そして取り巻く周囲の人々それぞれが抱える孤独、葛藤、願いを描いたもの。堺雅人が主演し、山田孝之、綾野剛、谷村美月、高橋努、山田キヌヲ、三谷昇、でんでん、木南晴夏、坂井真紀、安藤サクラ、田口トモロヲ、新井浩文といった豪華な面々が脇を固めている。

音楽は映画『ももへの手紙』やNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の劇伴を担当した窪田ミナ。UAが歌う「星影の小径」は1950年に大ヒットした小畑実による歌謡曲のカバーで、赤堀監督が「まずエンディングは『星影の小径』しかないと思い、僭越ながら唄えるのはUAさんしかいない！」と熱烈なオファーをし、UAがこれを快諾したことから主題歌に決定した。

UAコメント

アイラヴユー、アイラヴユー。
愛することは許すこと、あの人を、私を。
いつまでも、いつまでも。

赤堀雅秋コメント

混沌とした声が健全だと僕は思う。猥褻だったり優しかったり殺気があったりまどろんでいたり頑なだったり。で、いざあがってきた楽曲を聴いて、赤面する。気持ち悪い言い草だが、「そうね、こんとんこんとん」と優しく頭を撫でられた気がした。有難うございました。