フィッシュマンズ×サカナクション“魚”対バンに1万人興奮

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昨日4月15日にアースデーライブ「TOKYO FM & JFN present EARTH×HEART LIVE 2012」が埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催。フィッシュマンズサカナクションという「魚」にちなんだバンド2組が登場し、1万人のオーディエンスを熱狂させた。

サカナクション

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フィッシュマンズ

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このライブは、4月22日のアースデーにちなんで、1990年から地球環境の保護と保全を呼びかけることをテーマに開催されている恒例企画。今年は、「東日本大震災で被災した沿岸地域の生態系の快復と、海とともに生きる人々の暮らしの復興」を目的として行われた。

また出演者2組の名前にかけて、ステージ上に設置された3つのスクリーンには水中をイメージした映像が流されたほか、照明も青を基調としたライティングに。会場全体がまるで大きな水槽の中にあるような演出が施された。さらに転換時には「魚」つながりで、アナログフィッシュやさかなクンからのコメント映像が流され、場内を盛り上げた。

先にステージに登場したのはフィッシュマンズ。茂木欣一(Dr)に加え、ゲストの原田郁子(Vo / クラムボン)との子(Vo, G / 神聖かまってちゃん)の3人が持ち回りでボーカルを務め、楽曲の違う側面を引き出していく。の子はギターを床に叩きつけて破壊したり、ステージから客席に下りていったりと、自由奔放な振る舞いを見せる。対して郁子は透明感のある歌声で楽曲の持つ浮遊感をいっそう高め、幻想的な空気を作り出す。ラストナンバーとなった「100ミリちょっとの」は3人全員でボーカルを担当するという貴重なコラボが繰り広げられ、観客は大きな拍手でこれに応えた。

サカナクションのライブは「RL」からスタート。さらに「モノクロトウキョー」を続けて演奏し、一気にバンドの世界観で会場を染め上げる。また、メンバー全員がフィッシュマンズを聴いて育ってきたとあり、この競演について山口一郎(Vo, G)は「気合が入ってます」とコメント。その言葉どおり、熱いパフォーマンスを展開した。ライブ後半では「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」「DocumentaRy」「アルクアラウンド」といった名曲のオンパレード。さらにアンコールでは「ナイトフィッシングイズグッド」を高らかに演奏し、ライブを締めくくった。

なおこのライブの模様は、今週末4月22日(日)19:00からTOKYO FMを含むJFN加盟の38局で特別番組としてオンエア。番組のパーソナリティは坂本美雨が務める。さらに6月17日(日)22:30からは、WOWOWライブで放送される。

TOKYO FM&JFN present EARTH×HEART LIVE 2012

JFN 38局 2012年4月22日(日)19:00 ~ 21:00

ミュージックスタイルJAPAN フィッシュマンズ×サカナクション

WOWOWライブ 2012年6月17日(日)22:30 ~

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末茶藻中 @Matcha1919

対バンとかしてるんだ……
https://t.co/gt6uSpxR03

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