たむらぱんが英パンクバンドSNUFFと異色すぎるコラボ曲

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たむらぱんが年末までに3連続で新曲を発表。その第1弾となる「フォーカス」で、メロディックパンクの先駆者であるイギリスの大御所バンド・SNUFFとコラボレートしたことが明らかになった。

レコーディング時のSNUFFとたむらぱん。

レコーディング時のSNUFFとたむらぱん。

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この曲はたむらぱんが作詞、作曲、歌唱を行い、全ての演奏をSNUFFが担当。コーラスをバンドの中心人物であるダンカン(Vo, Dr)が行なっている。SNUFFの演奏は強烈なスピードと音圧があるが、歌は紛れもなくたむらぱん流のポップチューンに仕上がっており、曲中に挟まれる「オイ!」という掛け声も違和感なくハマっている。

今回のコラボは、2008年にSNUFFが来日した際、たまたまライブを観たたむらぱんが感動して楽屋に挨拶に行ったのがきっかけ。彼女がデビューアルバム「ブタベスト」をダンカンに渡したところ、アルバムを気に入ったダンカンがMyspaceを通してロンドンから連絡し、以後交流を重ねるようになった。2009年にはカリフォルニアのパンクバンドLAGWAGONのメンバーとともにダンカンも来日し、たむらぱんと堀江博久(NEIL AND IRAIZA、the HIATUS、pupa)が参加した即席バンドでライブを行ったこともあった。

これまで発表された3枚のアルバムはほぼすべての楽曲をセルフプロデュースしてきたたむらぱんだが、活動を重ねるうちにさまざまな才能との出会いを経験し、ジャンルの違うアーティストとのコラボにも積極的に挑戦したいと考えていたという。そこでSNUFFのメンバーに「フォーカス」のデモを聴かせたところ、メンバーは大いに気に入り、ロンドンでのレコーディングが実現。レコーディングはキンクスのプライベートスタジオとして開設されたkonkSTUDIOにて、数日間で行われた。

たむらぱんはこれまでレコーディングの際に、常にクリック音を聴きながら演奏してきたとのことだが、この曲では初めてクリック未使用のレコーディングに挑戦。彼女によると、どんどんスピードが早くなる彼らの演奏を抑えるのにひと苦労だったというが、全体的にはリラックスした雰囲気で楽しいレコーディングになった。

このレコーディングの模様を撮影&編集したビデオクリップも作成されており、オフィシャルサイトでは本日よりフルサイズ映像を3日間限定で公開。iTunes Storeやレコチョクなど各音楽配信サイトでの配信もスタートしている。

なお、たむらぱんは本日11月2日に発売された松平健のニューシングル「マツケンマハラジャ / マツケンカレー」に作詞とコーラスで参加。現在放送中の協和「ランドセル ふわりぃ」のテレビCMにて歌唱を担当している。

ダンカン(SNUFF)コメント

以前からたむらぱんの曲も知っていて、歌声も元々好きだったし、とても賢い子だと思っていたよ。でも、今回のコラボ曲は格別だよね。うれしかったし、聴いたときにはグレイト! って思ったよ。とてもメロディが印象的で、アップビートでエネルギッシュな曲で。しかも彼女はSNUFFの曲をモチーフにこの曲を書いたって言っていたしね! とにかく光栄だった。一緒に演奏してみて、とても気持ち良かったよ。まるでSNUFFの曲を演奏しているときみたいだったな(笑)。少しNOFXの曲みたいな感じもあった。新しい視点でボーカルやドラムを考えられたのも新鮮だった。曲も高度な感じだし、たむらぱんは実にファンタスティックな存在だよ!

■【期間限定】「フォーカス」PVフル / たむらぱん

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