パンティ連発!? aikoツアー千秋楽で3時間超Wアンコール

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aikoが全国ツアー「Love Like Pop vol.14」の東京公演ファイナルを、昨日7月24日に東京・NHKホールで行った。

aikoは7月27日にライブDVD「ポップとロック」をリリース。ライブの興奮冷めやらぬファンはこちらをチェックしよう(写真は7月24日の「Love Like Pop vol.14」東京・NHKホール公演の模様)。

aikoは7月27日にライブDVD「ポップとロック」をリリース。ライブの興奮冷めやらぬファンはこちらをチェックしよう(写真は7月24日の「Love Like Pop vol.14」東京・NHKホール公演の模様)。

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7月24日の「Love Like Pop vol.14」東京・NHKホール公演の模様。

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7月24日の「Love Like Pop vol.14」東京・NHKホール公演の模様。

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今回のツアーは、東日本大震災の影響を受けて仙台公演が延期に。8月29日に宮城・仙台サンプラザホールで振替公演が実施されるが、仙台公演はaiko曰く「番外編みたいな特別なライブにします!」とのことで、この日の東京公演は事実上LLP14の最終公演として行われた。

また、このツアーにはAパターン、Bパターンと2通りのセットリストが用意され、公演ごとに異なる内容が展開された。この試みは「何度もライブに参加してくれるファンにもっと楽しんでもらいたい」というaikoの強い思いと、彼女のサプライズ好きな性格によるもの。ファイナルであるこの日は、AパターンとBパターンを組み合わせた特別なセットリストで演奏され、ステージ上のaikoが「今日はセットリスト“C”です! このメンバーでこの曲順でやるのは今日が最初で最後!」と明かすと、客席の“aikoジャンキー”たちは驚きと喜びの歓声を上げた。

この“C”パターンは、aikoが「すごい楽しいんやけど、全部元気な曲ばっかりだからしんどい(笑)」と話すとおり、序盤からアッパーチューンや激しいロックナンバーの連続。aikoは元気に飛び跳ねたり、ファン1人ひとりと目を合わせたり、指を差したりと、曲を重ねるごとに観客との距離を縮めていく。

本編中盤に行われたキーボード弾き語りコーナーでは、毎回、観客から与えられた複数のキーワードを使って即興ソングを披露。この日は「キリン」「彼女」「アイスキャンディ」「初めてのライブ」「パンティ」「バスケ」など7つのキーワードが挙がり、それらをすべてを盛り込みつつ淡い恋心を描いた1曲が完成した。

またMCタイムでは、ひょんなことから「パンティ」の話題で大盛り上がり。客席からaikoのパンティに関する質問が矢継ぎ早に飛び、aikoも爆笑しつつ持ち前のトークスキルでそれに応えた。さらに、弾き語りのキーボードが公演途中で壊れアカペラで歌ったことや、弾いている最中に楽器の中に蛾が入ってきたことなど、このツアー中に起きた意外なエピソードも明かされた。

和んだ雰囲気から一転、後半戦ではまたもアッパーなキラーチューンを連投。中でも、最新シングルナンバー「恋のスーパーボール」はイントロが鳴った瞬間から大きな歓声が沸き起こり、新曲ながら最高の一体感を生み出した。また、この曲からステージ背面のLEDスクリーンにaikoの姿が映し出され、ビデオクリップ映像とライブ映像がシンクロする演出も。

そして息つく間もなく迎えた本編ラストでは、aikoライブの名物とも言えるバンドメンバー紹介が行われた。これは、8名のバンドメンバーが1人ずつ、ソロプレイとあわせて日替わりのお題に合った曲を演奏し、その演奏を聴いた観客が○か、×か、問題外のX(エックス)かをジャッジするというゲーム感覚のバンド紹介だ。最終日であるこの日のお題は「あの子を落とすにはこの1曲」。メンバーたちは各々自信を持ってプレイを披露したが、X判定が3人という波乱の結果となった。

こうして全員でライブを楽しみながら本編は終了。アンコール1曲目には、aikoが歩んできた大切な時間を詰め込んだという新曲「ホーム」が歌われた。柔らかく温かな声で届けられる歌に、観客たちはしっかりと耳を傾ける。その後aikoは、震災の影響で開催自体が危ぶまれる状況だったという今回のツアーが、無事最終日を迎えた今の気持ちを静かに語り始めた。

「普段日常で考えること以上に考えなきゃいけないことがあって、ずっとモヤモヤした日々が続いていて。でもこうやってライブをやると本当に元気をもらうんです。みんなも今日見せてくれた笑顔を持って帰って、いろんなところに伝染させてください。私もがんばるから、一緒にがんばって歳を重ねていきましょう。絶対一緒にいてください。これからもよろしくお願いします」と語る彼女に、大きな拍手と声援が送られた。

さらに、この日はダブルアンコールが実現。「最終日、まだ帰りたくないのであともう少しだけ」と笑顔で現れたaikoは「最後にみんなの汗を絞ってしまいたいと思います!!」と叫んで、ライブ定番曲「ジェット」を熱唱した。aikoが去ったあとも、改めてバンドメンバーを紹介するVTR、この日のセットリストをaiko直筆の文字で書いたVTRが流れ、客席はスクリーンを静かに見つめていた。

そして終演間際、全国ライブハウスツアー「Love Like Rock vol.5」が10月に開催されることが同じスクリーンで発表されると、ざわついた会場が一気に歓喜の声であふれかえる。約3時間15分におよぶ千秋楽はこうして、次回ツアーのサプライズ発表で幕を閉じた。

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音楽ナタリー @natalie_mu

パンティ連発!? aikoツアー千秋楽で3時間超Wアンコール http://natalie.mu/music/news/53654

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