音楽ナタリー

小室哲哉出版記念サイン会「毎日必ず1曲作っている」

小室哲哉が本日9月23日、著書「罪と音楽」の発売を記念し、銀座福家書店でサイン会を行った。

会場に現れた小室は、ジーンズにジャケット姿というカジュアルな服装。本書の内容について、集まった報道陣の質問に答え「CDセールスが低迷している中、現代の音楽業界についての自分の思いを2年くらい前から書きためていた。それに拘置所内で考えたことを加えて1冊にまとめた」と紹介。「せっかく執行猶予をいただいているので、この猶予をどう使うか、とにかく早く皆さんに楽しんでもらえる音楽を届けたいという気持ちでいっぱいです。この本が僕の所信表明です」とコメントした。

現在、小室はエイベックス所属アーティストとして、毎日昼の13時頃から深夜24時までスタジオで音楽制作に没頭。歌詞までついた新曲を毎日必ず1曲は作っており、これまでに書きためた曲は歌詞のついたものが20曲、曲だけのものをあわせると計40曲にのぼるという。

小室は「音楽が出来る環境を整えてもらって、スタジオに入ることができているわけですから恵まれていると思います。それだけで幸せです」と感謝の気持ちを述べつつ、「ヒット曲を作るのは自分の義務。職業作家として、初心に返っていい音楽を作りたい。人生で“チャンスをいただいた”ということをこれほど身にしみて感じたことはない。チャンスとはそのへんに転がっているものではなく、人にいただくもの、人と人とのつながりが作ってくれるものだと感じている」と神妙な表情で語った。

さらに今後の目標については「50歳を超えた職業作家として、僕が反面教師の部分も含め死にものぐるいでがんばって、後輩達がシニアになっても音楽家として生活できる道しるべを作っていきたい」と発言。新たなスタートを切った小室の、今後の活躍に期待が高まるところだ。

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