音楽ナタリー

小室哲哉があの事件と音楽愛を語るエッセイ「罪と音楽」

小室哲哉の書き下ろしエッセイ「罪と音楽」が、幻冬舎より本日9月16日に発売された。

小室はこのエッセイで、音楽著作権売買を巡る詐欺容疑で逮捕された瞬間から拘置所での様子、公判の内容などを生々しく伝えた上で、自身の犯した罪の重さや責任感、アーティストとしてこれから取るべき「償い」の姿勢についての真摯な思いを語っている。

また、第三章「絶頂からの迷走」では、ヒットチャートを席巻していた時代から現在までの自身の楽曲を例に挙げ、制作秘話などを交えながら「J-POP」の変遷を独自の切り口で分析。さらに第五章「小室哲哉の秘密」ではマイケル・ジャクソンから「桜ソング」、さらには村上春樹「1Q84」からiPhoneまで、さまざまな物事を取り上げながら、倍音構成やBPM、コード進行などのテクニカルな話題にまでおよんでいる。

なお、小室は復帰後の音楽活動について、現時点の構想として「a-nine feat.○○」というかたちで50曲を同時発売する予定であると発表。これは彼が「今回の事件と音楽への贖罪を自分の中に永久に刻むため」に選んだ償いのかたち。「僕から音楽をとったら、何も残らなかった」と語る小室哲哉が、新たな第一歩でどのような音楽を生み出すのか。ファンは楽しみにしておこう。

小室はエッセイの出版を記念して、9月23日に福家書店銀座店、9月26日に三省堂書店有楽町店でそれぞれサイン会を行う。定員はどちらも150名。詳細は各書店のオフィシャルサイトで確認を。

音楽ナタリーをフォロー