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オペ室を搭載した大型車両(ERカー)で重大事故や災害現場に駆け付け救命処置を施す医療チームの活躍を描いた本シリーズ。劇場版第2弾となる本作では、鹿児島と沖縄にまたがる海の島々を巡る「南海MER」が誕生する。鈴木が南海MERに指導医として派遣されたTOKYO MERのチーフドクター・喜多見幸太を演じ、菜々緒が同じく派遣されたTOKYO MERの看護師長・蔵前夏梅、賀来が厚生労働省医政局MER統括官・音羽尚、石田が東京都知事・赤塚梓に扮した。また江口、高杉、生見、宮澤が南海MERのメンバー役で参加。TOKYO MERのメンバー役で中条、小手、佐野、フォンチーもキャストに名を連ねた。
本日8月1日に封切られ、前作比160%の好スタートを切った本作。鈴木はなかなか拍手が鳴りやまない客席をうれしそうに見上げながら「みんなかっこよかったでしょ? 最大の危機に、一丸となって挑めたことを誇りに思います」と胸を張る。江口は「いい作品に出させてもらって感謝しています」と、生見は「ドラマから観ていたので、こうやって舞台挨拶に立っていることが不思議です」と述べ、宮澤は「作品が皆様のものになって素晴らしい旅が続いていく。感想が楽しみです!」と声を弾ませた。
続く賀来は「劇場に幅広い年齢層の方が来てくださっている。大人からちびっこまで愛されてうれしいです」と喜び、石田も「この間、瀬戸内海のほうに行っていたんですが、夏休みの小学生が『赤塚知事だ! 声かけなきゃダメだぜ!』って話しているのを聞いて、すごいなと思いました」と明かす。そしてフォンチーは「初期から携わっているので、作品が大きく羽ばたいてうれしいです」と笑みをこぼし、松木は「このメンバーで、応援してくださる皆さんとお会いできて光栄です」としみじみと伝えた。
「みんなとここに立てているのが幸せです」と挨拶したのは中条。「医療従事者の方への感謝の気持ちで撮ろうって、最初に話していたときの気持ちがよみがえります」と真摯に口にする。佐野が「すごく面白かったですし、めちゃくちゃ感動して、何度も心動かされました。亮平さんのビジュがいい!」と感想を伝えると、鈴木はすかさず「“ビジュいい”が言いたいだけでしょ(笑)」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。
菜々緒は“わちゃわちゃ”しているTOKYO MERチームを横目に「安定のうるささですね」と苦笑。しかし賀来は「(菜々緒も)TOKYO MERチームのときは、フォンチーとあやみちゃんと絡み合ってましたから」と笑い、鈴木も「そうそう。3人そろうとすごいんだから!(笑)」と同意する。さらに鈴木は「さっきTOKYOチームがガヤガヤしているのを見て、南海MERチームが『陽キャが多いですね……』って言ってました」と暴露。憧れのTOKYO MERとの共演に高杉が「映像で観るだけでよかったな……」とジョークを飛ばすと、TOKYO MERから「おいおいおいおい!」と抗議の声が上がり、会場を盛り上げた。
そんなTOKYO MERチームは撮影初日から息が合っていたそう。中条は「久々とは思えなかったです。オペのシーンもみんなそれぞれ自然にやっていて、MERが体に染み付いちゃってる」と言い、小手も「当たり前にトリアージはみんなアドリブですもんね」とうなずく。また佐野が「六本木のシーンが初日で、南海MERチームはいなかったんですが、喜多見チームがプライベートで来てくれて。愛を感じました」とうれしそうに思い返すと、小手も「『通りがかりだから』ってあからさまな嘘ついてました(笑)」と観客に報告。鈴木は「チーフなんで!」と照れつつ、「ちょっと寂しかったですね。僕がいなくてもみんなしっかりしていて」とたたえた。
最後に鈴木は「この作品をやるようになってから、子供たちから『医者になりたいです』『看護師になりたいです』って手紙をもらうようになりました。僕たちの物語はフィクションですが、人生を懸けて誰かを救うことは素晴らしくてかっこいいということが子供たちに伝わっていたらうれしいです。この映画は夏休みを代表する作品だと、個人的に宣言したいです!」と言葉に力を込め、イベントの幕を引いた。
「劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」は全国で公開中。
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鈴木亮平“TOKYO MER”の撮影初日に通りがかる、佐野勇斗「愛を感じました」(写真16枚) https://t.co/DyhISPRoKP