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植田真梨恵、多彩な表情見せた東京キネマ倶楽部の夜

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植田真梨恵(撮影:竹谷さくら)

植田真梨恵(撮影:竹谷さくら)

植田真梨恵が昨日2月13日に東京キネマ倶楽部にて「植田真梨恵Live of Lazward Piano "Old-fashioned.”」の東京公演を開催した。

「Live of Lazward Piano」は、植田がサポートピアニストの西村広文(アカシアオルケスタ)と2人だけで回っているライブシリーズ。4度目となる今回は彼女の地元である福岡公演からスタートし、2月20日の神奈川公演まで7都市で行われる。

ライブのオープニングを飾ったのは「さよならのかわりに記憶を消した」。西村が奏でる優しいピアノをバックに植田は熱のこもった歌声を響かせ、続く「優しい悪魔」でも鬼気迫る歌唱で観客の視線を釘付けにする。また「心と体」では彼女がアコースティックギターを激しくかき鳴らし、西村も鍵盤を叩きつけるようにエモーショナルに演奏。2人の熱演に観客はただじっと聴き入り、曲が終わると大きな拍手を送った。

「皆さん余すところなく楽しんでいってくださいね。私も楽しんでいこうと思います」と挨拶した植田は、「サファイア!」でリズミカルなピアノにあわせて軽快にステップを踏んだり階段を上って中2階のサブステージへ移動したりと、さながらミュージカル女優のように振る舞う。また大胆にアレンジを施した「FRIDAY」ではオーディエンスに楽曲の新たな魅力を提示し、「昔の話」では原曲と同じくアコギをつま弾きながら語りかけるように優しい歌声を届けた。

ライブ終盤、植田は「今から歌う曲を作ったのは18歳の頃です。当時の気持ちを細部まで思い出すことは今となってはとても難しいことですが、18歳当時の心の悲しみを思い出して歌おうと思います」と言って「ソロジー」を噛み締めるように歌い上げる。そのままバラード「カレンダーの13月」へとつなぎ、ラストは最新シングルの表題曲「スペクタクル」を、まっすぐ前を見据えながら力強く歌唱した。またアンコールでは「わかんないのはいやだ」「愛おしい今日」を披露し、この日のステージの幕を閉じた。

植田真梨恵Live of Lazward Piano "Old-fashioned.”
2016年2月13日 東京キネマ倶楽部 セットリスト

01. さよならのかわりに記憶を消した
02. 優しい悪魔
03. a girl
04. 流れ星
05. スメル
06. 心と体
07. サファイア!
08. FRIDAY
09. よるのさんぽ
10. ハイリゲンシュタットの遺書
11. アリス
12. ペースト
13. 昔の話
14. クリア
15. メリーゴーランド
16. ソロジー
17. カレンダーの13月
18. スペクタクル
<アンコール>
19. わかんないのはいやだ
20. 愛おしい今日

植田真梨恵Live of Lazward Piano "Old-fashioned." Special Edition!

2016年2月20日(土)神奈川県 MOTION BLUE YOKOHAMA

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