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BONNIE PINKツアー完走、“らしさ”大事に20周年へ

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「BONNIE PINK TOUR 2014 FINAL "Still 19"」の様子。

「BONNIE PINK TOUR 2014 FINAL "Still 19"」の様子。

昨日12月16日、BONNIE PINKが全国ツアーの最終公演「BONNIE PINK TOUR 2014 FINAL "Still 19"」を東京・TSUTAYA O-EASTにて開催した。

BONNIE PINKは11月に計9公演の「BONNIE PINK TOUR 2014 "Almost 20"」を行い、ファイナルのこの日のみタイトルを「BONNIE PINK TOUR 2014 FINAL "Still 19"」に変えて、ほかとは異なるセットリストでライブを敢行。「忘年会というつもりで来た」と本人が話す通り、グルーヴィな楽曲をファンとともに全身で楽しみながら大いに盛り上がる展開となった。

今回のバンドはBONNIE PINK(Vo, G)のほか、鈴木正人(B / LITTLE CREATURES)、奥野真哉(Key / ソウル・フラワー・ユニオン)、八橋義幸(G / The Uranus)、そしてボニーのライブ初参加となる伊藤大地(Dr / SAKEROCK、グッドラックヘイワ)という5人編成。序盤は屈指のアッパーチューン「LOVE IS BUBBLE」を皮切りに、ボニーがラップも披露する「PLAY & PAUSE」、鈴木と八橋を含め3人で仲良く振付のステップを踏む「スキKILLER」などで場内を温める。

中盤では、“1stアルバム「Blue Jam」コーナー”と銘打って同作品の収録曲を歌唱。これまでの「Almost 20」では披露曲を観客にルーレットで選んでもらうという形式だったが、この「Still 19」ではまだ歌っていない「Maze Of Love」を自ら選んで、さらに「Only For Him」「Fish」を送った。続いてMCでクリスマスの話題を切り出し、「クリスマスに気分が乗らない人もいるけど、私は悪くないと思ってて。お祭りとか好きだし、街がキラキラするから」というボニーが、鈴を持って「I Saw Mommy Kissing Santa Claus」、キーボードを弾きながら「CHAIN」を届けた。

その後、シングル曲「Tonight, the Night」「Private Laughter」で観客との一体感を高めるボニー。さらにエモーショナルなバラード「One Last Time」で胸に迫る歌声を響かせたかと思えば、「Call My Name」でエレキギターをかき鳴らしエッジィな世界観を演出。会場全体のテンションがピークに達したところで代表曲の1つ「Heaven's Kitchen」へなだれ込んだ。そしてツアーファイナルに際してバンドメンバーが一言ずつ感想を述べ、センチメンタルなメロウチューン「流れ星」で本編を締めくくる。

アンコール1曲目は、再びこのシーズンならではの楽曲「The Christmas Song」を八橋との2人編成で披露。フィナーレを前に、来年デビュー20周年を迎えるにあたって今の心境も吐露した。彼女は「THE MANZAI 2014」で結成25年の博多華丸・大吉が優勝したことを例に出しつつ「20年を超えて初めて見える景色というか、長くやってる人にしか行けないゾーンっていうのがあると私も信じて、マイペースですけど1年でも長く活動できたらいいなって思いました」と話す。また「来年こそはアルバムを出そうと思ってます。20周年ということで活動も派手にいきますので、よかったら皆さん一緒にお祝いしてください」と呼びかけた。

最後は「1・2・3」「Communication」で観客を踊らせる。にぎやかなアウトロでボニーが「今日はみんなありがとう! 来年も再来年も会いましょう! BONNIE PINKはBONNIE PINKらしくやっていくので、これからもよろしくね!」と宣誓すると、この日一番の歓声が場内にこだました。

BONNIE PINK「BONNIE PINK TOUR 2014 FINAL "Still 19"」
2014年12月16日 TSUTAYA O-EAST セットリスト

01. LOVE IS BUBBLE
02. PLAY & PAUSE
03. Busy-Busy-Bee
04. Take Me In
05. スキKILLER
06. Maze Of Love
07. Only For Him
08. Fish
09. I Saw Mommy Kissing Santa Claus
10. CHAIN
11. Tonight, the Night
12. Private Laughter
13. One Last Time
14. Call My Name
15. Heaven's Kitchen
16. 流れ星
<アンコール>
17. The Christmas Song
18. 1・2・3
19. Communication

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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