超特急、桜色に染まるTDCホールで「ikki!!!!!i!!」ツアー終幕

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超特急が4月4日、東京・TOKYO DOME CITY HALLにてワンマンライブ「BULLET TRAIN ONE MAN SHOW ikkiにホールで福おこしだ!!!!!i!! 追加公演」を行った。

超特急とは?

9人組の“メインダンサー&バックボーカルグループ”。カイ(2号車 / メインダンサー)、リョウガ(3号車 / メインダンサー)、タクヤ(4号車 / メインダンサー)、ユーキ(5号車 / メインダンサー)、タカシ(7号車 / バックボーカル)、シューヤ(11号車 / バックボーカル)、マサヒロ(12号車 / メインダンサー)、アロハ(13号車 / メインダンサー)、ハル(14号車 / メインダンサー)で構成されている。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」をリリースし、インドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演して海外“開通”を果たした。2017年4月にはデビュー5周年を記念したシングル「超ネバギバDANCE」を発売し、同作でグループ初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。2018年12月には初の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演を含むアリーナツアー「BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH」を成功させる。2019年8月に沖縄県内で行われた全国ツアー最終公演をもって“全国開通”を達成した。2022年4月にメンバーオーディションの開催を発表し、8月にシューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルの4人が加入して9人体制に。10月に新体制初のシングル「宇宙ドライブ」を発表。2023年に入ってからは3月に5thアルバム「B9」、5月にカンテレ・フジテレビ系ドラマ「ホスト相続しちゃいました」の主題歌「Call My Name」、9月に「Lesson II」を発表した。2024年4月に1st EP「Just like 超特急」をリリース。

超特急「BULLET TRAIN ONE MAN SHOW ikkiにホールで福おこしだ!!!!!i!! 追加公演」の様子。

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超特急

超特急 [拡大]

「ikki!!!!!i!!」を披露する超特急。

「ikki!!!!!i!!」を披露する超特急。 [拡大]

この日の公演は超特急にとって初のホールツアーのファイナル。TOKYO DOME CITY HALLは彼らが目標としている東京ドームに隣接する会場とあって、メンバーにとってもファンにとっても思い出深い1日となった。ナタリーでは2部制の公演のうち第2部の様子をレポートする。

場内が暗転するとビートの効いたSEに乗せてピンクのレーザービームが超特急のロゴを暗闇に映し出し、観客のテンションを上昇させる。SEがテンポアップしたところで超特急の7人が舞台上に設置された階段の踊り場に姿を現し、「Superstar」からライブの幕を開けた。ステージより数メートル高い位置にあるこの踊り場はライブ中にもたびたび使用され、「POLICEMEN」のイントロではセンターを務めるカイがこの場でダンスを踊って注目を集めた。

最初のMCでコーイチはピンク色のペンライトが光る客席に向かって「みんなが来てくれたおかげで咲いたペンライトの桜がとってもきれいです!」とはにかむ。自己紹介では各メンバーともこの日を迎えた喜びを表すように、それぞれ熱のこもった挨拶を繰り広げた。コーイチの「本当にきれいな景色をありがとう。皆さんを精一杯笑顔にしたいと思います」という言葉に続いては、駅のホームを思わせる環境音から「Rush Hour」へ。「Kura☆Kura」ではオレンジ色に発光する手袋が楽曲に彩りを与えた。

公演中ひときわ大きな歓声が上がったのは「Bloody Night」と「Kiss Me Baby」。「Bloody Night」では曲のオープニングで、疲労した様子で踊り場にたどりついたユーキが背後から現れたリョウガに襲われそうになるも、形勢を逆転させリョウガの首筋に噛み付く。スクリーンにハートマークが乱舞した「Kiss Me Baby」では、ユーキの両隣にいたリョウガとタクヤが彼の両頬にキスしてみせ場内は騒然とした。「Shake body」では曲の終盤でセンターのタクヤが踊り場へ向かい、大きくジャンプしたり激しく踊ったりと大はしゃぎ。本編ラストの「COMP!!COMP!!COMP!!」ではアッパーかつ楽しげな曲調が観客を沸き立たせ、あたりにピースフルなムードが漂った。

アンコールで彼らは「ikki!!!!!i!!」の衣装を着て再登場。黄色いライトに照らされたユースケは、客席を見わたし「こんなにたくさん……」と感極まったように言葉を詰まらせる。彼はメンバー1人ひとりに自身がセンターを務めた「ikki!!!!!i!!」への思いなどを伝えていき、「僕は6人と8号車さん(ファン)がすごい大切です! これからもずっと、僕たちについてきてね!」と大声で叫んで「ikki!!!!!i!!」へつなげた。ダブルアンコールの前にはスクリーンで重大発表としてフリーライブツアーとZeppツアーが発表される。直後に彼らは6月11日にリリースする新曲「Believe×Believe」(ビリビリ)を披露した。

その後のMCでは、タカシがZeppツアーは初耳だということに触れ「聞いておりません! 取り乱してます! 今春やのに夏のこと考えてます!」と動揺するも「ここからまた8号車と一緒にレールを作っていけるんだなと思います」とうれしそうな顔を見せる。さらに「たくさんの笑顔に会いに行けたらと思うので皆さん付いてきてください!」(カイ)、「どこまでもずっと一緒に8号車さんと行きたい」(ユースケ)、「まだこのままじゃ僕たち全然ダメなんで、もっとカラダ作りこんで成長した姿を見せたいと思います!」(タクヤ)、「デビュー当時はこの景色は想像もできなかったので、これからも感謝を忘れずに素晴らしい景色を作っていきたいと思います」(ユーキ)、「今日が終わったら(ペンライトの)桜は散っちゃうけど、僕の心の中にはいつまでも残ってます。またこんなきれいな桜見してね!」(コーイチ)とそれぞれ語った。そしてリョウガは嘘泣きや煙に巻いたコメントで場を和ませつつ、「皆さんは超特急という電車に乗ってるわけですよね。これからも明るい未来目指して突っ走っていきましょう!」と呼びかけた。ツアーの締めくくりに選ばれたのは「走れ!!!!超特急」。7人は希望に満ちたこの曲を充実した表情でパフォーマンスし、ライブを成功へ導いた。

超特急「BULLET TRAIN ONE MAN SHOW ikkiにホールで福おこしだ!!!!!i!! 追加公演」
2014年4月4日 TOKYO DOME CITY HALL 第2部セットリスト

01. Superstar
02. No.1
03. No More Cry
04. POLICEMEN
05. Rush Hour
06. Kura☆Kura
07. Bloody Night
08. Kiss Me Baby
09. Drive on week
10. Secret Express
11. Shake body
12. COMP!!COMP!!COMP!!
<アンコール>
13. ikki!!!!!i!!
<ダブルアンコール>
14. Believe×Believe
15. 走れ!!!!超特急

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