ウェス・アンダーソンが新作アイデアの源泉語る、黒澤明からの影響も

日本を舞台にしたアニメーション映画「Isle of Dogs（原題）」を制作中のウェス・アンダーソンからコメントが到着した。

本作は、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な冒険を描くストップモーションアニメーション。キャストにはエドワード・ノートン、ブライアン・クランストン、ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、ティルダ・スウィントン、ハーヴェイ・カイテル、野村訓市、オノ・ヨーコらが並ぶ。

アンダーソンは本作のアイデアについて「黒澤（明）作品からの影響が大きいかもしれないね」と説明し、お気に入りの黒澤作品を聞かれると「『天国と地獄』『悪い奴ほどよく眠る』『酔いどれ天使』かな」と回答。また、ランキン・バス・プロダクションが制作したストップモーションアニメーションに幼少期に魅了されたことを振り返り、「いつか自分でもあんな作品を作ってみたかったんだよ」と述懐している。