「ウロボロスー警察ヲ裁クハ我ニアリー」(新潮社)は、
ゲネプロ前に行われた囲み取材で、室は「初日前にできる最後の稽古なので、本番前にいっぱいミスしてゲネプロを終われたら」とコメント。仲田が「24巻の原作マンガが1本の舞台になっています。アクションも多いですが、ゲネプロはキャストもスタッフも最終確認ができるタイミングですので、ケガのないよう最高の初日を迎えたい」と続けると、そのしっかりとした話しぶりに、室は「『いっぱいミスして』とか言った俺がアホみたいやん!」と記者の笑いを誘った。
イクオは心に深い傷を負いながらも明るさを装う人物。イクオを演じる心構えを訪ねられた室は「原作のイメージを大切にしつつ、気持ちの上では“イクオ50%、室50%”のハーフ&ハーフで僕らしいイクオを作りたい」と述べる。また沈着冷静な中に激情を秘めた竜哉を演じる仲田は「舞台ならではの形で、竜哉の人生を表現したい。ドラマ版で小栗旬さんが演じていたイメージが強いキャラクターですが、『目指せ、ドラマ越え!』という気持ちでがんばります」と気合十分に語った。
2人は本作のビジュアル撮影で初対面したという。「稽古の中で関係性は深まったか」という質問に、室は「ないです」と即答。すると仲田が「うそつけや! ありすぎるくらい深まったでしょ!」とツッコみ、「プレゼントのように見える小道具の袋を、先日僕の誕生日に彼(室)が渡してくれて、開けたら空っぽだった(笑)。そのときは『いじられた……』と思ったのですが、翌日、袋の中にサプライズで本当に誕生日プレゼントを入れておいてくれたんです。関係性、できてるやん!」とエピソードを披露する。
一方の室が「ひろキング(仲田)は一見するとクールな雰囲気ですが、舞台裏ではすごくおしゃべり。コミュニケーションを取ろうとすると、一方的に“ボール”を投げ続けてきます。僕は普段ツッコミ役になることが多いんですが、彼はツッコむ隙を与えてくれない!(笑)」と話すと、仲田は「そういう関係も良いじゃないですか!?」とすかさず切り返しつつ、「僕は(室を)すごく信頼しています! 本番を通してさらに絆を深め、みんなでより高みを目指していきたい」と仲睦まじさをのぞかせた。
開幕に向け仲田は「笑えて泣けて、人間ドラマがある作品。それぞれの登場人物の復讐の形や、イクオと竜哉が15年かけて行う復讐の、その先の景色を劇場で体感してもらえれば」とあいさつ。また室は「舞台の『ウロボロス』を楽しんで。このキャスト・スタッフの皆様にしか作れないものをお届けします。ぜひ劇場に足を運んでください」と観客にメッセージを送った。
上演時間は休憩15分を含む約2時間40分。公演は11月3日まで行われる。
舞台「ウロボロスー警察ヲ裁クハ我ニアリー」
開催日程・会場
2025年10月24日(金)〜11月3日(月・祝)
東京都 CBGKシブゲキ!!
スタッフ
出演
アンサンブル
加藤沙彩 / 仙波好基 / 結城琳久也
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