また朗読劇「近代能楽集」では、「弱法師」「卒塔婆小町」「班女」の3作品が披露される。
松森、「わが友ヒットラー」の出演者より谷、小松、小西、森田、「近代能楽集」の出演者より木村と髙橋のコメントは以下の通り。
松森望宏コメント
谷佳樹コメント
「わが友ヒットラー」に再び挑みます。
前回同様ヒットラー役として舞台に立てることは、俳優としての覚悟を試される大きな機会であり、恐怖でもあります。
ヒットラーという実在した人物に全身全霊を懸けてぶつかりヒットラーの危うさ弱さを自分の身体を通して、命を削って伝えられたらと思います。
クルップ役の森田順平さんも続投で心強く。
小西成弥さん、小松凖弥さんの力で作品が濃密で熱を帯びたものになるだろうなと確信しています。
全員で命を削って臨みます。
小松準弥コメント
「わが友ヒットラー」、エルンスト・レーム役を演じさせていただきます、小松準弥です。三島由紀夫生誕100周年記念という大きな節目で、エルンスト・レームという大切な役を演じさせていただけること、大変光栄です。大きなプレッシャーや挑戦になると思いますが、今この作品をやらせていただく意味をしっかりと考えながら、演出の松森さんが織りなす、「わが友ヒットラー」を誠心誠意、魂込めて務めさせていただきます。劇場でお待ちしております。
小西成弥コメント
このたび「わが友ヒットラー」にてシュトラッサーを演じさせていただきます。
長く上演されてきた作品に携われることを大変光栄に思います。
権力や信念、友情や裏切りといった人間の根源に迫る重厚な戯曲に挑むことは、自分自身大きな挑戦となります。
俳優としても人間としても深く向き合える機会をいただけたことに感謝し、全力で挑みます。
ぜひ楽しみにしていてください!
森田順平コメント
2022年、読売演劇大賞の上半期ベスト5に選んで頂いてから3年。待ちに待った「わが友ヒットラー」の再演が叶うことをとても嬉しく思っています。
新しいメンバー2人を迎え、演出の松森君と共にまた新たな気持ちで、この難解な三島戯曲に真っ向から挑戦出来ると思うと、今からワクワクしてきます。
出演者4人だけで繰り拡げられる、まさに究極の対話劇。三島由紀夫が編み出した言葉を更に自分のものにして行けるかどうか、頑張って稽古に励みたいと思います。
木村来士コメント
たくさんの先輩俳優さんたちが演じてこられた「弱法師」の主演・俊徳役を、今回務めさせていただけることを心から光栄に思います。
三島由紀夫先生が描かれた「弱法師」は、喪失と再生をテーマに、見えるものと見えないもののあいだにある真実を静かに問いかける作品です。
俊徳は、視力も記憶も失いながら、それでもなお心の奥に光を見出そうとする青年。
彼の抱える痛みや祈りを、今の自分にしか出せない感情で、丁寧に表現していけたらと思っています。
戦後80年という節目の年、そして三島由紀夫先生の生誕100周年という特別なタイミングで、この作品に携われることを本当に嬉しく思います。
そして、18歳という年齢だからこそ感じられるまっすぐな想いや繊細さ、少年から大人へと歩き出すこの瞬間の自分だからこそ見える景色を、俊徳を通して届けたいです。
共演の高橋ひとみさんをはじめ、素晴らしいキャスト・スタッフの皆さまと力を合わせて、この物語がもつ静かな熱を大切に、心を込めて全身全霊で挑みます。
新国立劇場小劇場でお会いできることを楽しみにしています!
高橋ひとみコメント
三島由紀夫作品は今回が初めてで緊張しています。
読んでいるととても美しい映像が浮かび上がり、と同時にゾクゾクする怖さもあります。
でも無性に覗いてみたくなる衝動に駆られる作品です。
10代の頃寺山修司さんがよく三島由紀夫さんのお話しをされていました。
寺山さんがさん付けをする数少ないお方で(3人)それだけでも私は三島由紀夫という方がどれだけ凄いのかを感じていました。
三島由紀夫生誕百周年記念二作品同時公演「わが友ヒットラー」×朗読劇「近代能楽集」
開催日程・会場
2025年12月11日(木)〜21日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場
スタッフ
出演
「わが友ヒットラー」
アドルフ・ヒットラー:
エルンスト・レーム:
グレゴール・シュトラッサー:
グスタフ・クルップ:
めりこ🔥🌊🐎🏍 @melicooo
!!!!!!、と思ったけど朗読劇の回替わり出演か、はい………… https://t.co/Rh4XOXPKtu