他人の告別式に紛れ込む女…蓬莱竜太の新作群像劇「シャイニングな女たち」主演は吉高由里子

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吉高由里子が主演を務めるパルコ・プロデュース2025「シャイニングな女たち」が、12月に東京、来年1月に大阪・福岡・長野・愛知で上演される。

パルコ・プロデュース2025「シャイニングな女たち」より、吉高由里子のビジュアル。

パルコ・プロデュース2025「シャイニングな女たち」より、吉高由里子のビジュアル。

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「シャイニングな女たち」は、モダンスイマーズの蓬莱竜太が作・演出を手がける新作の群像劇。金田海(吉高)は、社会人として働く傍ら、他人の告別式に紛れ込み、ビュッフェを食べて帰る行為を繰り返していた。ある日金田は、告別式の会場で、自分がキャプテンを務めていた大学時代の女子フットサル部の仲間たちや親友、敵視していた顧問の姿を目撃する。なんと会場には、同じピッチに立っていた後輩の遺影があって……。

2023年に上演された、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「ひげよ、さらば」以来、約2年ぶりにパルコ・プロデュースの作品を手がける蓬莱は「現代の女性たちの物語です。女性ばかりの演劇作品というのは中々少なく、こういう機会は貴重だと思っています。僕は男だらけの劇団の作家にも関わらず、時々女性の物語を描いてきました。女性は否応なく闘わなければならないものが多いと常々感じているからです。吉高由里子さんには闘いから逃げない強さとしなやかな明るさを勝手に感じていますが、今回は少々闘いに疲れ気味な社会人を演じてもらおうかと考えています。吉高さんを筆頭としたチームの挑戦を見届けてもらえたら嬉しいです」とコメント。

蓬莱作品への出演を熱望していたという吉高は「蓬莱作品は毎回心がえぐられます。ちゃんと生きている世界と対峙しなよと言われているようで、後ろめたくもなったり。でも蓬莱さんになら傷つけられてもいいやと思ったり。子供のような凶暴な純粋さのある着眼点で作品を紡いでいる人だなという印象です。蓬莱さんと初めてご一緒できる喜びと、これから何が待ち構えているんだろうという不安で心が騒がしいですが、この期間は心も体もたくさん動かすことになりそうです。生身のままの姿を見守って頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします」と思いを明かした。

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パルコ・プロデュース2025「シャイニングな女たち」

2025年12月
東京

2026年1月
大阪・福岡・長野・愛知

作・演出:蓬莱竜太
出演:吉高由里子 ほか

読者の反応

arisaka @arisakatoko

12月はもう観劇予定かなり詰まってるんだけど、絶対面白いやつじゃん!
観なきゃダメじゃん!
チケ取り参戦します
楽しみ https://t.co/CIaDqzedaH

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