古谷大和演出、舞台「怪人21面相」開幕!「劇場という彼らのアジトでその世界を体験して」

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舞台「怪人21面相」が、本日7月31日に東京・新宿シアターモリエールで開幕した。

舞台「怪人21面相」より。(撮影:大塚浩史 / ダブルスクイーズ)

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舞台「怪人21面相」より。(撮影:大塚浩史 / ダブルスクイーズ)

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パラドックス定数・野木萌葱の戯曲「怪人21面相」は、犯人が自らを“かい人21面相”と名乗った昭和の未解決事件、グリコ・森永事件を題材にした会話劇。古谷大和が演出する今回の上演版には、白砂駿嗣役の河合龍之介、幸村統夷役の章平、鳥羽山基役の定本楓馬、蓮見雅尚役の輝馬が出演する。

舞台「怪人21面相」より。(撮影:大塚浩史 / ダブルスクイーズ)

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舞台「怪人21面相」より。(撮影:大塚浩史 / ダブルスクイーズ)

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開幕に際して、古谷は「今回の作品は何度も上演され、過去に演劇賞も受賞しているとても素晴らしい脚本をお借りしています。見どころは、そういう脚本を今回新たに集まった役者、スタッフと普段役者である私という演出家が集まって、脚本はそのままに、今の時代に上演するところにあるなと思っています」と注目ポイントを挙げ、「お客様に何か少しでも届けられるよう、本番もキャストとスタッフが頑張ってくれると思います。劇場という彼らのアジトでその世界を体験してください」と観客にメッセージを送った。

上演は約2時間。公演は8月10日まで。

古谷大和コメント

稽古楽しかったなぁ。本番楽しみだなぁ。

今回の作品は何度も上演され、過去に演劇賞も受賞しているとても素晴らしい脚本をお借りしています。見どころは、そういう脚本を今回新たに集まった役者、スタッフと普段役者である私という演出家が集まって、脚本はそのままに、今の時代に上演するところにあるなと思っています。野木さんの時の環境だから表現できたことと、今回私たちがやるからこそ表現できること、脚本は同じでも集まった人たちが変わって、表現が変わるということが魅力だなと思っています。稽古期間中、この作品と向き合って、私たちなりの新しい形を作ってきたつもりです。

お客様に何か少しでも届けられるよう、本番もキャストとスタッフが頑張ってくれると思います。劇場という彼らのアジトでその世界を体験してください。

河合龍之介コメント

いよいよ初日の幕が開きます。

ここからそれぞれの役者がそれぞれの役と共に転げ回り、ぶつかり合い、得体の知れない何かに挑んでいきます。毎回どんな景色に辿り着くか予想できないヒリヒリした舞台。正に“Like a Rolling Stone”の気持ちで新鮮に、皆さんと共に駆け抜けていきたいと思います。

章平コメント

7/7からカンパニー一丸となって丁寧に創り上げてきました。

この作品の底知れない世界観を今日、やっと皆様と見ることができます。

日本の未解決事件ということで、当時のことを知っている方もそうでない方も、この作品を通して、現代に生きる我々のフィルターを通して、どのように映るのか。

フィクションではあるものの、この事件を共有するきっかけとして、2時間皆様と考察できることに感謝して大切に演じて参ります。

どうぞよろしくお願いいたします。

定本楓馬コメント

ついに初日になってしまいました。今回この作品をやるにあたって事件のことを沢山調べました。

まだ知らないことばかりなんだと痛感しました。

この作品をしっかり届けなきゃいけない、その想いでがむしゃらに向き合ってきました。千秋楽まで気を抜かずに、最後までこの作品とぶつかりつづけたいです。応援よろしくお願い致します。

輝馬コメント

怪人21面相。蓮見役を演じます輝馬です。

実際にあった事件になぞって作られている今作。

ちゃんと丁寧に作り上げないといけないなという使命感と役者としてのワクワクが混ざった状態でお稽古を進めていきました。

4人で作り上げる2時間ということもあって苦労や悩みは多かったですがその分濃密な時間と稽古を重ねてきました。

演出家の古谷さん筆頭に素晴らしいスタッフの方々。役者さんたち。

かなり濃い作品になっていると思います。決して華やかな作品ではないのは確かです。

ですがそれ以上に人間味をしっかり感じることができる作品になっていることは間違い無いので是非、劇場でご観劇ください。

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舞台「怪人21面相」

2025年7月31日(木)〜8月10日(日) ※公演終了
東京都 新宿シアターモリエール

スタッフ

脚本:野木萌葱
演出:古谷大和

出演

白砂駿嗣:河合龍之介
幸村統夷:章平
鳥羽山基:定本楓馬
蓮見雅尚:輝馬

公演・舞台情報
©Nelke Planning co.,ltd.

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