作中では、母の入院により生活が変化したある家族と、その周辺の人々の物語が、全編茨城弁で描かれる。上演に向け、石黒は「この作品は、コロナ禍の日常での出来事を描いたものであり、コロナ禍の只中で初演を上演いたしました。普段過ごしている日常が、変わらずずっと続くものではなく、いかに頼りなく不確かで、はかないものの上に成り立っていたかを今でもよく考えます。生活とはすべて、そういうものなのかもしれません。少しだけ状況が落ち着いた今、この作品をより俯瞰して描けるような気がしております。薄れつつある記憶と、確かにそこにあった市井の人々の生活を丁寧に思い返し記録する気持ちで、この作品と向き合うことが出来ればと思っております」とコメントしている。
なお、一部公演ではアフタートークが実施され、5月31日18:30開演回には
劇団普通「秘密」
2025年5月30日(金)〜6月8日(日)
東京都 三鷹市芸術文化センター 星のホール
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