食む派の新作公演にはぎわら水雨子「ごくごく、個人的な気持ちでご覧いただければ」

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食む派 新作公演「暮らしとペニス/音楽とヴァギナ」が10月23日から26日まで東京・スタジオ空洞にて上演される。

食む派 新作公演「暮らしとペニス/音楽とヴァギナ」ビジュアル

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これははぎわら水雨子が脚本・演出を手がける新作公演。上演に向けてはぎわらは「ここで全てを語ることは難しいのですが、センセーショナルなタイトルであるので、今まで食む派のことを知らなかった方々にも、きっと情報が届くのではないかと思っています」「たくさんの逡巡を数年ほど繰り返し、様々な方の力を借りて、企画が具体的に動き出しました。逆に、今まで観てくださっていた方は、どんなことが起こるのだろう? 今までと何が違うのだろう?と思うかもしれません。でも、今まで描いてきたことと何も変わらず、今回も、どこかにはきっといるごく小さな個人の切実なおしゃべり、になったような気がします。ただ、その深度が今までより深いだろうなと思うので、なるべくお互い元気で健康で、ニュートラルな状態で、無理せず劇場でお会いできたらと思います」とコメントした。

出演者には夏アンナ、藤家矢麻刀が名を連ねた。上演時間は約1時間40分。なお本公演は刺激の強い表現を含むため、15歳未満の観劇は不可となっている。

はぎわら水雨子 コメント

久しぶりの食む派の新作公演の予定をお知らせすることができ、とても嬉しいです。

この数年は、この作品に出てくるようなことばかり考えてきたような気がします。

自分や隣に居合わせた誰かとの果てしない溝、絶望的な分かり合えなさ、拾い上げられることのない小さな違和感。

歩いていて、道端に落ちている汚れたタオル一枚にも気持ちが入り込んでしまう時があって、私はこのタオルのことをこれからも忘れないようにしたいと思うことがあります。でも、そのタオルを持ち帰ってきれいに洗うわけではない自分もいます。

ここで全てを語ることは難しいのですが、センセーショナルなタイトルであるので、今まで食む派のことを知らなかった方々にも、きっと情報が届くのではないかと思っています。

この作品を観たり観なかったりする選択や余地がすべての人にあるようにと、このタイトルをつけました。

たくさんの逡巡を数年ほど繰り返し、様々な方の力を借りて、企画が具体的に動き出しました。

逆に、今まで観てくださっていた方は、どんなことが起こるのだろう? 今までと何が違うのだろう?と思うかもしれません。でも、今まで描いてきたことと何も変わらず、今回も、どこかにはきっといるごく小さな個人の切実なおしゃべり、になったような気がします。

ただ、その深度が今までより深いだろうなと思うので、なるべくお互い元気で健康で、ニュートラルな状態で、無理せず劇場でお会いできたらと思います。

でもどうか、ガチガチに緊張せず、しかし適度な距離をとって観ていただけたら。

笑っても泣いても大丈夫です。ごくごく、個人的な気持ちでご覧いただければと思います。

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食む派 新作公演「暮らしとペニス/音楽とヴァギナ」

2025年10月23日(木)〜26日(日)
東京都 スタジオ空洞

スタッフ

脚本・演出:はぎわら水雨子

出演

夏アンナ / 藤家矢麻刀

公演・舞台情報

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