尾上菊五郎・菊之助の“襲名披露お練り”にZeebraが特別出演、音羽屋の歴史をラップで

3月31日に東京・神田明神にて開催される、尾上菊之助改め八代目尾上菊五郎襲名披露 尾上丑之助改め六代目尾上菊之助襲名披露「お練り」の詳細が発表された。

東京・歌舞伎座では、5・6月の2カ月間にわたり、尾上菊之助改め八代目尾上菊五郎襲名披露 尾上丑之助改め六代目尾上菊之助襲名披露「團菊祭五月大歌舞伎」「六月大歌舞伎」を上演。それに先駆けて3月31日には「お練り」が開催される。当日は神田明神の鳥居から隨神門への参道で菊之助・丑之助が練り歩き、神輿やお囃子、芸者衆が盛り上げる。また境内では、日本舞踊尾上流四代家元・尾上菊之丞による総合演出のもと、Zeebraが特別出演し、江戸時代から続く音羽屋の歴史を語り部のように語るラップが披露されるほか、太鼓奏者・山部泰嗣が大太鼓を打ち鳴らす。さらにアドバイザーとして、菊之助と親交の深い小橋賢児も参加するほか、御神殿前に特設舞台を設営し、菊之助・丑之助による奉納舞踊「七福神」も行われる。

菊之助は「1300年の歴史を誇る江戸総鎮守の“神田明神”様と、江戸時代から300年続く“尾上菊五郎”、そして、私と同じ1970年代に生まれた“ヒップホップ”が三つ巴となり、古と現代が融合します」とコメントを寄せた。

尾上菊之助改め八代目尾上菊五郎襲名披露 尾上丑之助改め六代目尾上菊之助襲名披露「お練り」は3月31日12:00に行われる。